カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

次のステージへ進むということ

2021-01-26 16:02:56 | 日常あれこれ
 まだ日暮れには十分な時間があるのに、厚い雲に覆われて日没後のような暗さ。

 田んぼコースを歩いているとき小雨になり、慌てて帰路についたら天気が持ち直した。

 歩数的にはやや不足していたので、家を通り過ぎて数稼ぎをしていて、この辺りで良かろうと引き返したら、又もや小雨が。

 世の中は、なかなか思うようには事がはこばない。

 
 (今空)

 ただ天気は良くないが、昨日の頭痛がして落ち込んだ気分の方は、寝たら平常に戻った。

 昨日は、病院で半年毎に受けているPSA値が、自分なりに想定していた「年貢の納め時値(10)」を少し超えていた。

 約10年前に小線源埋め込みという治療をうけて、PSA値が0.3くらいに下がった後、5年後あたりで2.3を超えた。

 治療の結果として一度下がった後、再びPSA値が2を超えると再発・転移が疑われる。

 私の場合は、上昇した後細部の検査をしても再発・転移は発見されない状態が5年ばかり続いていた。

 担当医も、次のステージに進めば薬の処方をと言いつつも、私の了解取り付け待ちだった。

 それがとうとう、私の方が年貢を納めると白旗を揚げたので、喜んで薬を処方してくれた。

 一旦薬を飲めば、元の位置には戻ることは極めて難しい、人生の選択の一時だった。

 午後から、今年の初詣に菊池神社に向かった。

 
 
 (子年の破魔矢と丑年の破魔矢)

 もうこの時期に初詣をする人は極端に少なく、破魔矢も残りが少なかった。

 相方との結婚式もこの神社だった。

 子供の七五三も、他所の県に住んでいたがこの神社。

 長女の岩田帯もこの神社にお世話になった。

 帰りに物産館で名物の「松風」を買った後足湯に。

 
 (足湯)

 不思議なもので、珍しい人に足湯で再会して話し込んだ。

 前回この足湯に来たのは1年前で、中国から観光で来日中の家族と隣同士になった。

 武漢で新型ウイルス騒ぎが発生し、出入国が制限された時期だった。

 この家族は制限前の来日だったのだが、無事円満に帰国出来きたのだろうか。

 足湯から帰り着いた頃から、頭痛がし始めた。

 薬の説明書を見ると、更に気分は落ち込んできた。

 一日一回、朝食後1錠、水なしでもOK。

 
 
 朝食後、ぬるま湯でゴクリとやろうとしたら、もう口の中で溶け始めていた。

 その後、コーヒーの熱いやつを飲んだ。

 私のルビコン川は、ひょういと越せる程の川幅だったのか。

 途端に、鬱々としていた気持が吹っ切れた。

 こうして、第2ステージの幕を自分で上げてしまったのだ。

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コメント
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