カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

田んぼを歩くと見えてくる

2021-01-28 14:53:58 | ウオーキング
 今日はウオーキング田んぼコースを闊歩。

 天気は段々下り坂になるそうで、西からの冷たい強い風の中を早めに家を出た。

 が、しかし、むしろ後半の方が天気が良くなって、帰る頃は太陽が出ていた。

 
 (鳥脅し?)
 
 珍しく麦を植えてある田んぼがあった。

 稲作の後は、麦を植える二毛作が昔は定番だったが、最近は稲だけのところが多い。

 麦の発芽前とか、発芽して間もない時期に鳥が穿るのを防ぐため、鳥を脅かす工夫が施してあった。

 黒いビニールのヒラヒラするものや、大型の猛禽類に似せた茶色っぽいタコが風にユラユラ揺れていた。

 此処だけのアイディアかと思ったら、歩けばけっこう見かけることが分った。

 
 (ハウスの鳥脅し)

 ビニールハウスに鳥除けがよく分らない。

 私が分らなくとも、農家には鳥に来て欲しくない事情があるのだろう。

 田んぼのタコも、ビニールハウスのタコも同じ規格なので、きっと商品化されているものだろう。

 最初に見たときは、鳥の似せ方も上手いし凄い腕を持っているなと思った。

 しかも、釣り竿でタコを泳がせているので、竿の先端が僅かの風でも反応して揺れる優れもの。

 ただ、数日前には「トンビ」と「カラス」と「スズメ」が仲良く電線に並んでとまっているのを見たので、あちらが一枚上手かも。

 近くには牧草の保存集積されたものが見える。

 
 (家畜用の牧草)

 阿蘇の草原には、刈り取られた牧草がビニールでグルグル巻にされて集積されているのが各所に見える。

 牧草を刈り取って、乾燥させロール状にして巻き取り外側をビニールで覆ってしまう。

 すべて機械化された作業だが、ちょっと見には大きな女郎蜘蛛が尻からネバネバした糸を出して獲物をグルグル巻き取るあの動作を思わせる。

 大型のサイロを設置したりする設備投資を、こうした便利グッズで代行しているのだ。

 ここは、阿蘇の大平原や牧草地とも違う水稲栽培地域。

 ただ、水稲栽培も、求められる食用のブランド米から、外食産業が求めるサラサラ感の中等米などなど対応は様々。

 そして、とうとう家畜用の飼料米なるものが最近目立って増えてきた。

 家畜飼料は外国から大量に輸入している。

 これを米の減反や転作などの政策に連動させて、飼料用家畜米も作って自給率を上げようというわけだ。

 米を食った、牛や豚がブランド肉として登場して久しい。

 田んぼを歩くと、いろんなものが見えてくる。

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コメント (2)
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