カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

木山城趾コースを歩く

2021-11-04 15:57:12 | ウオーキング

 久しぶりに木山城趾に登ってみた。

 ウオーキングのコースとしては、中程度の距離にある。

 

 (木山城趾)

 頂上は多分本丸跡になるのではないかと思う。

 中世からの山城で、支城であったり、出城であったりしながら主はかなり変遷している。

 地震の後は、崩落していた太平洋戦争の戦没者慰霊の忠魂碑が、やや小振りながら再建されていた。

 春には、一面の桜の山になる。

 地震とその後の新型コロナウイルスによって、もう5年以上花見の宴もない。

 頂上の平坦な部分には、芝が張られていたのだが、今は別の種類の雑草が芝生然として一面に繁茂している。

 我が家の庭の芝にも生えてきて、目の敵のようにして抜いているが、なかなかしぶとい草である。

 

 (城趾から西の方向)

 西の方向を見下ろすと、復興途上の町が見える。

 文化会館の基礎部分も修復され、7月から使用が出来るようになった。

 手前の家々も逐次再建されつつある。

 道路も拡幅されて災害に強い町作りが始まってはいるが、完成はまだ当分先の話。

 

 (城址から南の方向)

 里山や運動公園などが見える。

 撮した写真をPCに取り込む段階で、初めて稲を刈り取った後の田んぼの姿に気がついた。

 コンバインなどでの刈り取りだと思うのだが、刈り取った後のこの模様は何だろう。

 偶然では絶対起こりえない、はっきりと刈り取った農家の意志が見える。

 多分、縦方向に刈り取った後にX型に耕したのだろう。

 この細工は、下の道路付近からは見えない筈だから、城址からの眺望を計算したものだろう。

 粋な農家もあったものだ。

 

 帰り道の川沿いには、沢山のアヒルが羽根を休めていた。

 地震前には、この川沿いには何グループかのアヒルがいたのだが、すっかり姿を見なくなって久しかった。

 やっと、以前のような日常が帰りつつあるということだろう。

 ささやかな変化が気になる秋の夕暮れである。

 「夕空が美しければ今日はよし」・・・・しろ猫

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コメント
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