カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

「棉」から「綿」へ

2021-11-23 18:29:42 | ウオーキング

 朝から曇りがちで、気温も上がらず不安定な一日だった。

 

 色づいた葉っぱをと空模様まで一緒に撮そうとしたのが拙かった。

 地上のものは殆ど、シルエット状態になってしまった。

 今日は、午後から折り畳み傘を携行して歩きに出た。

 途中で、白い花を見つけた。

 

 (白いコスモス)

 何となく寒さの中では、白いコスモスが相応しいような気がした。

 ピンクの花は数える程しか無く、ほとんどが白い花。

 直ぐ近くの道路の反対側にも、白い花が咲いているのが見えた。

 

 (棉の花)

 芙蓉の花かと思ったが、小振りなので良く見ると棉の実が見えたので棉の花だと判った。

 近づかないと見えにくい配色の実である。

 

 (棉の実)

 これがやがて弾けると、ふわふわに包まれた棉の種が出てくる。

 

 (ふわふわの棉の種)

 この白いふわふわを紡ぐことで、初めて「棉」は「綿」になるらしい。

 たしか先日の俳句の番組の中で、選者が句の披講をするときに、植物の段階では「棉」と書き、人が紡いだ段階で「綿」になるのだと説明していた。

 なるほどと納得させられた。

 そういう気持で、棉花と引けば木偏の「棉」が出るが、何気なく引くと簡単に「綿」や「綿花」と表記されたものが殆どである。

 この「綿」の活用は、紡いで織り上げたりもするのだろうが、このまま別の用途にも使えるようだ。

 種の部分は油分を絞って使うことも出来るそうで、なにやら捨てるところの無い万能植物のようだ。

 花と実と綿の部分と、三つの形態を同時に見せてくれる植物もまた面白い。

 今日のウオーキングは得をした気分。

 「人間を五七五に編んでいく」・・・・しろ猫

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コメント
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