とうとうと言うか、当然と言うか、師走になってしまった。
かつて句友の女性が新聞の「早い」という課題で「一日が一週間が一年が」という句を投句した。
秀句に取り上げられていて、相方と二人でなるほどと感心したものだった。
あれから何年が経ったのだろう、一日は加速度的に早くなる一方だ。
昨日は、夕方から歩きに出ると、イルミネーションが目立つようになっていた。
(美術館の入り口)
(病院の玄関前)
(病院の駐車場)
(近所の駄菓子屋)
エコだの節電などものともしないほど風物詩として定着しつつある。
省エネのLEDのなせる技とも言える。
わが町には、他の地域よりも公的なイルミネーションが目立つ。
(道路工事のイルミネーション)
震災後の道路拡張工事は延々と続いていて、季節を問わずチカチカとLEDは点滅する。
最近は横に流れるように点滅するものもあって、折角なら目を楽しませようという配慮か。
11月もそれなりに歩いた、合計31万3603歩で日の平均は約1万400歩ほど。
夏場から日に8000歩程に基準を下方修正したのに、つい習慣化して歩いてしまう。
奥の細道コースも、新潟県と富山県の県境に達した。
芭蕉は太陽暦8月末には「市振」を通過しているので、遅れること3ヶ月である。
昨日まで、「喪中につき・・・」の書き出しで始まる葉書が13枚来た。
人生の旅は急がぬ方が良さそう、ゆっくり歩くのが得策のよう。
「峠道登り下りは同じ数」・・・しろ猫