今日はクリスマスイヴ、と言って別段変わったこともない浄土真宗本願寺派。
しかし仏教徒である前に日本教徒であるがゆえに、何でもお祝いならあやかりたい。
七面鳥とケーキを買ってきた、と言いたいところだが、鳥のもも肉と安物のワインを買ってきた。
これで幸せになってしまえる特技を有するのだ。
さて、寒いしイヴだし、特段ブログに書くこともないので、我が家のモミジをUPする。
(5月頃のモミジ:「青鴫立」)
何本かモミジはあるが、名前のはっきり分るモミジは我が家ではこれ1本。
うす緑の葉っぱに、白い葉脈がはっきり見えて、それが浜辺の鴫の群れの様だとの命名由来。
従って、鑑賞の時期は晩春から真夏までがメイン。
(9月中旬のモミジ青鴫立)
台風のシーズンになると小さな緑の葉っぱは、だんだん枯れていく。
強風に煽られたりすると、ますます葉が傷んで見苦しくなる。
そこで、強制的に葉っぱを落としてスッキリさせる。
(9月末頃のモミジ青鴫立)
爽やかな秋の日差しを、春と勘違いしたのかモミジが新葉を出し始める。
しかも、秋に出てくる葉っぱは、初夏よりも一回り大きな形状をしている。
(12月初旬のモミジ青鴫立)
山や里の紅葉が終わり始める頃、ぼちぼち紅葉をはじめる。
(12月下旬のモミジ青鴫立)
ほぼ今の時期になると、紅葉は最高潮に達する。
これがあの小さな緑の葉っぱの青鴫立だとは誰も思わない。
まったく別物の様相を呈する。
状況によっては、このまま年を越したり、真っ白な雪の中で頑張ることもある。
1本で2度楽しめる、どこかのアーモンドキャラメル並のモミジなのである。
「感性が風の言葉を季語にする」・・・しろ猫
おや、階下でクシャミが・・。