シャッター街のイルミネーションが暗闇に映える
僕はささやかながら煌びやかなそれに目を奪われた
その視線に力はなかったけれど
ポケットをまさぐっているのだが、心が足りないのだ
どこで落としてしまったのか思い出せない
諦めがつかない僕はその場にしゃがみ
心が落ちていないか、アスファルトに手を撫でて探した
冷たい雨が降ってきた
僕は数年前に潰れた店の軒下に避難し、またしゃがんだ
さらに心が減ってしまって、立ち上がる力が沸かない
シャッターの中に入りたい
彼らと同化してしまいたい
僕はささやかながら煌びやかなそれに目を奪われた
その視線に力はなかったけれど
ポケットをまさぐっているのだが、心が足りないのだ
どこで落としてしまったのか思い出せない
諦めがつかない僕はその場にしゃがみ
心が落ちていないか、アスファルトに手を撫でて探した
冷たい雨が降ってきた
僕は数年前に潰れた店の軒下に避難し、またしゃがんだ
さらに心が減ってしまって、立ち上がる力が沸かない
シャッターの中に入りたい
彼らと同化してしまいたい