蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

芳とも庵(新宿区納戸町)の「前菜九点盛合せ」「蕎麦屋の出し巻き」「天ぷら盛合せ」「三種盛」等

2020年11月29日 | 蕎麦屋(都内)
【令和2年11月某日 調査・登録】
 こちらの店「芳とも庵」は、平成30年11月に店内を全面リニューアルしました。つなぎを一切使わない水のみの生粉打ちそばや野鴨鍋が有名です。蕎麦粉は店内で自家製粉され、挽き立てが打たれて提供されます。
 《こちらの店の前回の調査・登録:そば刺し・そば屋の出し巻きたまご・三種盛り・地獄そば等


 まずはお酒をいただきましょう。辛口純米の「武勇」です。


 こちらは「前菜九点盛合せ」です。どれも美味で酒のアテに最高です


 お酒のお替りは、リンデルのグラスでいただく純米原酒「一歩己」です。「一歩己(いぶき)」は、福島県の豊国酒造の若き蔵元の手によって平成23年の冬から醸し出された日本酒です。口に広がる甘味・旨味が、わずかな渋味によって輪郭づけられることで飽きのこない美味しさを持つお酒です


 こちらは「蕎麦屋の出し巻き」です。甘さ控えめでとても美味です


 美味しい肴でお酒が進みます。お替りは純米辛口の「金澤屋」です。


 こちらは「天ぷら盛合せ(梅)」です。海老1尾・海鮮1点・野菜3点で構成されています。




 さあ、おそばをいただきましょう。「三種盛」です。江戸・粗挽き・津軽の3種類のせいろが楽しめます。
 まずは「江戸蕎麦」です。一番スタンダードで、3種の中でも一番白く美しいそばです




 次は「粗挽き蕎麦」です。ワイルドに蕎麦を感じられます。粗く挽いた粉が使われ、3種の中で最も薫りが強いそばです


 次は幻のそば「津軽蕎麦」です。青森県津軽地方の郷土蕎麦で、江戸蕎麦と同じ蕎麦粉を大豆をすりつぶした汁「呉汁」で打っています。独特の食感と甘味、喉越しがあります。


 仕上げは勿論「そば湯」です。濃厚でトロっとしており、蕎麦の香りを楽しめます。


 ごちそうさまでした。とても美味しい肴とそば、そしてお酒を楽しめました。

★芳とも庵
 所在:東京都新宿区納戸町10
 電話:03-3235-7177
 品代:武勇800円、前菜九点盛合せ1,500円、一歩己(半合)480円、蕎麦屋の出し巻き800円、金澤屋700円、天ぷら盛合せ(梅)1,250円、三種盛1,500円


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。