INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

私を形成した番組たち~ラジオ編~(2)

2005年07月28日 | マスコミ
(つづき)
「PAO~Nぼくらラジオ異星人」の面白さの根底はやはりなんと言っても沢田幸二アナの喋りの面白さにあったと思う。
喋り手の面白さにリスナーが感化され、投稿されるネタの質が向上して番組が面白くなり、リスナーが増加して更なる刺激が生まれる…という好循環が生まれていた。
沢田アナのフリートークやネタハガキに対する受け答えなどから、物事の見方やツッコミの入れ方など、影響を受けた部分は大きい気がする。
番組が放送されていた頃は、私としても人生の中で一番頭が柔らかい時期でもあり、思考回路とか言葉の選び方など、ある意味「洗脳」された面もあるのかもしれない(笑)。
ただ、このような人気番組が成立する背景には、沢田アナの面白さだけでは説明しきれない面もあるだろう。
当時の放送を振り返ってみると、スポンサーとして、TDK、味の素、ふくや、各種専門学校や予備校などが切れ目なくつき、売れに売れていたし、また、スポンサー付きのイベントも度々行われていた。
すなわち、私を含めた「団塊ジュニア」と呼ばれる当時の15才人口が最も多い時代だからこそ成立し得た番組だったとも言えるだろう。
(つづく)
コメント (2)
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