(つづき)
福岡県那珂川町の「現人橋」(あらひとばし)バス停。
かつて取り上げた「道善」のひとつ南に位置する。
「現人神」(あらひとがみ)が「人間の姿で現れた神」のことなので、「現人橋」は「人間の姿で現れた橋」のこと…という訳ではなく、近くにある「現人神社」が橋の名の由来となっているようである。
「現人橋」交差点では、国道385号と県道後野福岡線、及び那珂川中学校方面に向かう町道(これもかつては県道)が結節している。
ここから北側の那珂川町の東西軸となる各道路が整備される前は、ここが交通の要衝であり、現在の交差点にも「要衝」の風情は残っている。
那珂川中学校方面に向かう町道には現在バスは走っていないが、かつてはここに「46番」が通っていて、昇町、井尻、竹下方面に向かっており、「現人橋」は今以上に「IIK」が高い場所であった。
県道後野福岡線はここが起点であり、ここから、恵子~鶴田~やよい坂~屋形原~若久~野間四角~清水町~渡辺通~天神を経て千鳥橋までを結ぶ。
写真のバス停はこの県道上のものであり、ここを通る「61番(現人橋経由)」は、福岡市中心部まで忠実に後野福岡線を通る。
ちなみに、西鉄のバス停の横に立つのは、コミュニティバス「かわせみ」の停車を待つ標柱である。
この付近にはバスでも車でも徒歩でもけっこう頻繁に訪れるのだが、橋の少し南側では、現在の橋の先代の橋が架かっていた名残を見ることができる。
(つづく)
福岡県那珂川町の「現人橋」(あらひとばし)バス停。
かつて取り上げた「道善」のひとつ南に位置する。
「現人神」(あらひとがみ)が「人間の姿で現れた神」のことなので、「現人橋」は「人間の姿で現れた橋」のこと…という訳ではなく、近くにある「現人神社」が橋の名の由来となっているようである。
「現人橋」交差点では、国道385号と県道後野福岡線、及び那珂川中学校方面に向かう町道(これもかつては県道)が結節している。
ここから北側の那珂川町の東西軸となる各道路が整備される前は、ここが交通の要衝であり、現在の交差点にも「要衝」の風情は残っている。
那珂川中学校方面に向かう町道には現在バスは走っていないが、かつてはここに「46番」が通っていて、昇町、井尻、竹下方面に向かっており、「現人橋」は今以上に「IIK」が高い場所であった。
県道後野福岡線はここが起点であり、ここから、恵子~鶴田~やよい坂~屋形原~若久~野間四角~清水町~渡辺通~天神を経て千鳥橋までを結ぶ。
写真のバス停はこの県道上のものであり、ここを通る「61番(現人橋経由)」は、福岡市中心部まで忠実に後野福岡線を通る。
ちなみに、西鉄のバス停の横に立つのは、コミュニティバス「かわせみ」の停車を待つ標柱である。
この付近にはバスでも車でも徒歩でもけっこう頻繁に訪れるのだが、橋の少し南側では、現在の橋の先代の橋が架かっていた名残を見ることができる。
(つづく)