(つづき)
福岡市中央区の「小笹南口」バス停。
南区の桧原・柏原地区と福岡市中心部を結ぶ「56番」「57番」「58番」のルートになっていて、停車する本数も多い。
小笹地区は四方を山(というより丘でしょうか)に囲まれていて、中央区の中にあって一種独特な景観・雰囲気を持つ(…というのは私の個人的な感想ですが)。
「小笹南口」付近を通るたびいつも考えるのは、この場所が、「小笹」バス停や、「小笹」交差点、「小笹北」交差点などから見て決して南の方角にないということだ(かつての国鉄筑肥線「小笹駅」があった場所からも南にはない)。
ここから都心側に進んで一つ目と二つ目のバス停である「小笹団地東門前」「小笹団地正門前」が、かつては「小笹東門前」「小笹正門前」と表記されることも多かったことを踏まえると、「小笹南口」というのも、おそらくは、「小笹団地」の南口という意味ではないかと推測される。
でも、時を経て、どうして「東門前」と「正門前」は“団地”が付いたもの、「南口」は“団地”が付かないものが「正式」名称となってしまったのかは謎である。
「横手三丁目」が「横手四丁目」になったり、「西南分校前」が「西南杜の湖畔公園西」になるなど、近年は、実態に合わせた変更が比較的柔軟に行われるようになった気がするのだが、そういう意味ではここは「盲点」なのかも。
(つづく)
福岡市中央区の「小笹南口」バス停。
南区の桧原・柏原地区と福岡市中心部を結ぶ「56番」「57番」「58番」のルートになっていて、停車する本数も多い。
小笹地区は四方を山(というより丘でしょうか)に囲まれていて、中央区の中にあって一種独特な景観・雰囲気を持つ(…というのは私の個人的な感想ですが)。
「小笹南口」付近を通るたびいつも考えるのは、この場所が、「小笹」バス停や、「小笹」交差点、「小笹北」交差点などから見て決して南の方角にないということだ(かつての国鉄筑肥線「小笹駅」があった場所からも南にはない)。
ここから都心側に進んで一つ目と二つ目のバス停である「小笹団地東門前」「小笹団地正門前」が、かつては「小笹東門前」「小笹正門前」と表記されることも多かったことを踏まえると、「小笹南口」というのも、おそらくは、「小笹団地」の南口という意味ではないかと推測される。
でも、時を経て、どうして「東門前」と「正門前」は“団地”が付いたもの、「南口」は“団地”が付かないものが「正式」名称となってしまったのかは謎である。
「横手三丁目」が「横手四丁目」になったり、「西南分校前」が「西南杜の湖畔公園西」になるなど、近年は、実態に合わせた変更が比較的柔軟に行われるようになった気がするのだが、そういう意味ではここは「盲点」なのかも。
(つづく)