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福岡のバスのことなど・・

近い遺産(91)

2015年10月16日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)

世界遺産「三重津海軍所跡」は、「6番」沖新線の終点「早津江」から徒歩10分だそうです。



今から8年半前、「近い遺産」シリーズを始めた頃は、「世界遺産」には“手の届かないところにある遠い世界の話”というイメージがあって、その対極にあるものとしての「近い遺産」だった訳だが、ここ数年で「世界遺産」もずいぶん「近い遺産」化した感があり。





「6番」の起点、「西鉄柳川」。





駅がリニューアルし、観光列車「水都」も走り始め、





観光列車「水都」に合わせ、西鉄柳川と御花前を結ぶ直行バス「水都」も走り始めた。



筑後船小屋駅~西鉄柳川の「5番」廃止について触れた記事で、

“新幹線の駅と観光地を結びつけるというコンセプト自体を否定する気はないのだが、西鉄の特急電車が柳川に停車する現状では、なかなか需要が見出せない感じ。

ただ、新幹線の駅と観光地を結ぶ、ということであれば、「柳川駅まで」ではなく、御花などがある観光地としてのいわゆる「柳川」エリアまでバスを運行しなければ意味がなかった気もする…と、言ってみたところで結果論なのですが”

と書いたことがあった。

「筑後船小屋駅西鉄柳川~御花前早津江」のようなルートで多様な需要に応えることもできると思うのだが、それだと、西鉄電車の存在感が弱まってしまうので難しいでしょうか。





新しいバス乗り場完成後もしばらくは旧乗り場を使っていた堀川バスだったが、現在は新乗り場からの発車に。





旧乗り場もいずれは取り壊されるのかも。







急に力を入れはじめた西鉄の観光列車。

太宰府で「旅人(たびと)」、柳川で「水都(すいと)」と来て、次は何が来るでしょうか。





大牟田で「炭都(たんと)」、





西鉄新宮で「芳都(かぐと)」、





甘木で「甘都(すいーと)」





試験場前で「試験(てすと)」

…とかいかがでしょう。

(つづく)

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