(つづき)
今から12年前の春、唐突に運行を開始した「福岡都心ライナー」。
「唐突に」というのは、あくまで個人の感想だが、運行開始のニュースリリースも4月1日の運行開始後に出ていて、どこかバタバタ感があったのは事実。
「福岡都心ライナー」運行終了の8ヶ月後には、「天神ライナー」が運行を開始しており、2011年春のJR博多シティ開業を見据え、「100円循環バス」を補強する博多駅~天神間の移動手段の模索が行われていたということかも。
現在は、「100円循環バス」も「天神ライナー」(末期は「100円ライナー」に改称)も運行を終了しており、その後を受け継いだ「キャナルシティラインバス」も、地下鉄七隈線の延伸区間とほぼ重複することから先行きは全く楽観視できない。
鳴り物入りで登場した「都心循環BRT」も、現状は、持て余している感が強い(これもあくまで個人の感想です)。
今後、「85番」福博循環線とか、「88番」都心循環線のような、都心内完結型路線が華やかな時代はもうやってこないとしても、福岡市の都心部ですら路線バスの将来に希望が持てない状況なのは寂しい。
この春、新たな路線はどれくらい登場するでしょうか。
(つづく)
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