スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ダービー&新しい意味

2008-06-01 19:00:16 | 中央競馬
 一時期を除き,ダービーは5月の最終日曜日に行われてきました。しかし最近は12月28日が日曜の年は,その日までJRAが開催されることになった関係から,これが6月1日にずれ込むことがあります。今年の第75回日本ダービーはそれにあたりました。
 アグネススターチが注文をつけてハナを奪いに行きましたが,これを叩いてレッツゴーキリシマの逃げ。やや離れた2番手にアグネススターチが控え,向正面に入るとこの後ろも少し離れてサクセスブロッケン,スマイルジャック,レインボーペガサスといった隊形。前半の1000メートルは60秒8。レース全体としてはミドルペースですが,前の2頭が少し離していたことを考慮すれば,実質はスローペースであったといえるでしょう。
 直線半ばから抜け出したのはスマイルジャック。追い上げるレインボーペガサス,マイネルチャールズ,ブラックシェルといったあたりに大きな差をつけ,勝ったかと思わせましたが,後方からの競馬になっていたディープスカイが大外から伸び,あっという間に交わし去って優勝。スマイルジャックが2着。3着は3頭による僅差の争いになりましたが,最内のブラックシェルが出ていました。
 優勝したディープスカイは先日のNHKマイルカップに続いて大レース連勝。父はアグネスタキオン。内目で争う各馬を尻目に大外を通って豪快に抜け出したもので,この世代では絶対能力が違うと考えてよいように思います。四位洋文騎手,昆貢調教師もNHKマイルカップに続いての大レース制覇。昆調教師は日本ダービー初制覇ですが,四位騎手は昨年ウオッカで制していて,史上2人目となる日本ダービー連覇ジョッキーになりました。

 これらのことを総合すると,第二部自然学①公理一の意味の中に,さらに新しい事柄が付け加えられているということが理解できると思います。
 まず第一に,現実的に実在する物体は,運動しているか静止しているかのどちらかです。運動していないし,静止もしていない物体というのは,現実的に実在することができません。
 次に,現実的に実在する物体は,あくまでも運動しているか静止しているかのどちらかなのであって,運動しているしかつ静止もしているということはありません。したがって,運動と静止というのは完全に異なる事柄であるということになります。
 さらに,静止している物体については,それは延長空間のうちのどこに静止しているかを示すことができます。あるいは同じことですが,静止している物体は,延長空間の中である特定の位置を占有します。そしてこのように,ある特定の位置を占有するということが,物体が静止するということの意味です。
 よって逆に,運動している物体は,ある特定の空間を占有することはなく,むしろ延長空間の中で特定の空間を次々と変えつつあるでしょう。そしてそのように変えつつある間,一切の空間を占有するということがないのです。
 すなわち,現実的に実在する物体は,ある特定の位置を占めるか占めないかのどちらかです。あるいは特定の位置を占めるか,示し得る特定の位置を常に変えつつあるかのどちらかです。物体が静止しているか運動しているかのどちらかであるということのうちには,このような意味もまた含まれていると考えるべきだろうと思います。
コメント
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