熊本競輪場は500バンクの上に直線が長く,滑走路と呼ばれています。今日が2日目優秀(動画)の火の鳥賞でした。
並びですが,室井は中部近畿へ。橋本は単騎ということでしたが,結局は岡山の後ろでの運行になりました。
雨中のレース。前は石丸選手で,橋本選手を挟み中団に小嶋選手。荒井選手が後方。打鐘まで一列棒状で,ようやく上昇した荒井選手が小嶋選手の横で牽制し,ホームに入ってからかまして先行の形に。ここで室井選手が九州にスイッチ。小嶋選手はすぐに巻き返していきましたが,バックで5番手からインに入るも詰まって後退。替わって市田選手が自力捲り。直線はバック8番手からこの市田選手に乗るような形になった石丸選手が一番外を伸びて1着。荒井選手の番手から出た紫原選手が2着で3着に市田選手。逃げた4着の荒井選手まで,接戦のゴールでした。
石丸選手の先行というのはまず考えられませんので,後ろを取った荒井選手が組み立てやすいレースとなりました。小嶋選手にとっては室井選手の切り替えも痛かった感じです。
このように,時間の稠密性を導入した場合には,どんな物体も瞬間移動をすることができなくなるのではないかという不条理は,今回のテーマでは扱う逆説に含めなかったのですが,ゼノンが第一の逆説を論証する場合の方法に非常に似ています。すなわち,ゼノンは競技場でスタートするランナーは,ゴールする前にスタートとゴールの中間地点に到達する必要があり,さらにそこからゴールまでの中間地点にも到達する必要があり,さらにそこからゴールまでの中間地点にも到達する必要があり,という具合に繰り返し,数列が稠密であるならば,この中間地点は無限に生じてくるので,論理的にはランナーはゴールに到達することができなくなると主張するわけです。これは稠密性としては距離としての数列の稠密性による論証ですが,この距離の稠密性を時間の稠密性に置き換えれば,僕が物体は瞬間移動することができないことを説明したことと,完全に同じ方法であるということが理解できると思います。
ところが,単に方法は同じであったとしても,第一の逆説とこの瞬間移動の場合とでは,実は決定的な違いがあって,瞬間移動の場合の方が,その相違によってより厄介な問題となっているように僕は考えています。この相違とは,競技場のランナーというのが運動をしているのに対し,瞬間移動する物体というのは,運動しているのではなくて,静止している位置だけを変更しているという点にあるのですが,この相違をもう少し詳しく考えてみることにします。
並びですが,室井は中部近畿へ。橋本は単騎ということでしたが,結局は岡山の後ろでの運行になりました。
雨中のレース。前は石丸選手で,橋本選手を挟み中団に小嶋選手。荒井選手が後方。打鐘まで一列棒状で,ようやく上昇した荒井選手が小嶋選手の横で牽制し,ホームに入ってからかまして先行の形に。ここで室井選手が九州にスイッチ。小嶋選手はすぐに巻き返していきましたが,バックで5番手からインに入るも詰まって後退。替わって市田選手が自力捲り。直線はバック8番手からこの市田選手に乗るような形になった石丸選手が一番外を伸びて1着。荒井選手の番手から出た紫原選手が2着で3着に市田選手。逃げた4着の荒井選手まで,接戦のゴールでした。
石丸選手の先行というのはまず考えられませんので,後ろを取った荒井選手が組み立てやすいレースとなりました。小嶋選手にとっては室井選手の切り替えも痛かった感じです。
このように,時間の稠密性を導入した場合には,どんな物体も瞬間移動をすることができなくなるのではないかという不条理は,今回のテーマでは扱う逆説に含めなかったのですが,ゼノンが第一の逆説を論証する場合の方法に非常に似ています。すなわち,ゼノンは競技場でスタートするランナーは,ゴールする前にスタートとゴールの中間地点に到達する必要があり,さらにそこからゴールまでの中間地点にも到達する必要があり,さらにそこからゴールまでの中間地点にも到達する必要があり,という具合に繰り返し,数列が稠密であるならば,この中間地点は無限に生じてくるので,論理的にはランナーはゴールに到達することができなくなると主張するわけです。これは稠密性としては距離としての数列の稠密性による論証ですが,この距離の稠密性を時間の稠密性に置き換えれば,僕が物体は瞬間移動することができないことを説明したことと,完全に同じ方法であるということが理解できると思います。
ところが,単に方法は同じであったとしても,第一の逆説とこの瞬間移動の場合とでは,実は決定的な違いがあって,瞬間移動の場合の方が,その相違によってより厄介な問題となっているように僕は考えています。この相違とは,競技場のランナーというのが運動をしているのに対し,瞬間移動する物体というのは,運動しているのではなくて,静止している位置だけを変更しているという点にあるのですが,この相違をもう少し詳しく考えてみることにします。