書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○例えばの話。

2019年02月20日 14時51分50秒 | 意識論関連
自己の生存なんてもんは 決して人生においての最優先事項などではない

例えば

例えばである

もし 絶対に死ぬことのない不老不死の身体を得ることが出来たとしよう

だが 毎日のように近所の子供が丸焦げにされる世界で永遠に生きることを

お前さんはお望みか?

毎日のように近所の子供が戦車のキャタピラですり潰される世界で永遠に生きるなんてのは

無間地獄以外の何物でもない

もしも 自分の命と引き換えに子供達が幸福に暮らせる平和な世界が得られるとするならば

パレスチナの救急隊員は自ら望んで殉教するであろう

実際彼らの仕事はほとんどそういう内容である

にも関わらず

「私は実証不能の神なくしては生きられない」などという主張に一体何の価値が存在すると言うのであろうか

それこそ「神が存在しないなら 何をしても許される」などという無責任で幼稚な主張は論外である



Ende;

○先天性意識障害。

2019年02月20日 11時08分16秒 | 意識論関連
先天的本能習性というものは目的のために合理的に選択したものではない

遺伝的進化というものは 突然変異と淘汰圧力の結果に過ぎず 目的も合理性も最初からない

突然変異も偶発的なものであり 淘汰圧力も同じである そこに合理性など介在する余地はない

「生き残った」という結果だけを抽出してきて 「進化の目的は生存」だと言い張るのは事後的コジツケ以外の何でもない

たとえ生存にとって合理的なように見えたとしても そもそもの生存自体が目的でも何でもない以上 最適化であることの論証にもならない

進化の系統樹において 枝だけを見ているのは科学的客観性に欠けており 枝以外の膨大な絶滅を無視していることになるからだ

先天的本能習性の全てがヒトに進化してから獲得したものであるわけではなく

むしろ基本的な行動バイアスはヒト以前の祖先の段階で獲得したものであり

故にヒトの多くは利己的な目先に利益にばかり意識を奪われ 統合的判断力を簡単に喪失する

先天的本能習性として促される行動バイアスというのは あくまで無意識であって どんなに強く主観的に「思って」も意識そのものではなく むしろ主観的な「思い」の強度程度によってこそ本質的な意識としての自律的論理検証性が阻害されてしまうのである



Ende;