書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

生き方を選ぶということは死に方を選ぶことでもある

2021年12月04日 23時45分39秒 | 意識論関連

「安易な自死が多すぎる」

「頑張れないのか」

といった意見があるのだが 本当は自死を選んでしまう人は頑張り過ぎてしまっているのである

本当は頑張らなくても良いことに無駄に頑張ってしまうことで視野狭窄に陥って逃げられなくなって非合理な自死に取り憑かれてしまうのである

ヒトというのは先天的な社会性を持っているため どうしても多数他人の価値観を鵜呑みにしてしまい 主体性を喪失してしまう傾向が強い

「社会から生かされている」などと称して主体性を蔑ろにすることの方が「謙虚」などと形容して尊びたがるが 社会を優先して個人の主体的意志を不具にしてしまう「呪い」である

カール:ライムンド:ポパーが「プラトンの呪文」を激しく批判したのも 権威に対する盲目性こそが真理を見極める上において最も害をもたらすからである

ナチス政権下の社会において 「社会から生かされている」からといって社会の方を尊重して良いことにはならない

命を賭けてでもナチスによるユダヤ人迫害には反対しなければ人間としての尊厳にはならない

「生きるためには」などと称して生存を優先しても人間性や倫理の論証にはならないのである

マルティン:ハイデガーはナチスに迎合忖度して生き延びたが 人間としてはクズである

人間として 本質的尊厳のために命をかけるべきであって 世間的評価だの比較だのを基準に安易な「絶望」に溺れることは「身勝手」で「幼稚」である

 

 ◇

「(生物が)生きるために生きてきた」というのは間違いである

「生き延びられた個体だけが生き延びた」 ただそれだけである

生物やその遺伝的進化は膨大な「生き延びることができなかった個体」の死滅・絶滅の果てに偶発的に生き残った結果だけである

「生きるため」という目的はない

個人的に「死にたくない」という主観は「生きる」ことが目的であることの論理客観的根拠にはならない

 

 

 

Ende;

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ナショナルジオグラフィック

2021年12月04日 14時35分00秒 | 意識論関連

G・グエンテリが下顎の歯を再び進化させた理由や仕組みが明らかになったわけではない。


 出典:https://style.nikkei.com/article/DGXZQOUC176SS0X11C21A1000000/?page=3

 

⇨「進化させた」わけではない

遺伝的進化のメカニズムの中には能動的・主体的に進化を「させる」構造が存在していないからである

変異は常に起こっていて 環境に適応しない変異が起きても何らおかしいことではない

その後G・グエンテリというカエルが生き延びている証拠がないので絶滅した可能性もあるという

ロクロクビオトシブミが実在するのかどうかは知らんけど 配偶者選択であればいくらでも首が長くなるはずであり その果てに絶滅しても何らおかしくはない

遺伝的進化というものは 幾多もの絶滅(失敗)の果てに偶然生き残った個体種への収斂結果であって 遺伝的進化自体は現在進行形であり 変異によって「進化の袋小路(失敗)」の過程で突拍子もない個体種が発見されることも充分にありうる話である

理由や仕組みが明らかになったわけではない。」とも言っているが 遺伝的進化の「仕組み」はわかっているし「理由」など初めからない

進化は理由のために起きているのではなく 必然的に起きている自然現象でしかないのである

生物学者の多くや大衆マスコミは 遺伝的進化というものが人智を超越した意図目的戦略「考え」「思いつき」に則って ヒトの理解や意識を超越した実証不能の謎のメカニズムによって促されているかのように錯覚しているから「理由」をこじつけようとするのである

変異に「理由」はない

変異は常にランダムであり 何にもならない変異が起きても何の不思議もないのである

ヒトが時折先天性疾患を持って産まれてくることもあり 繁殖を継続できない子供が産まれてくることは それほど珍しいことではない

Y染色体の崩壊(自壊)によって 男の大半が繁殖不能になったとしても 偶発的にY染色体がなくても繁殖可能な変異が起きれば繁殖を継続することも可能となる

どっかのネズミだかモグラはY染色体を失ってなを繁殖を継続できているのも 偶発的に繁殖が可能なオスの個体種以外が全て死滅した結果であって 偶発的に繁殖可能なオスが出てこなければ絶滅しているのである

ネズミだのモグラというのは生態系ピラミッドの底辺に近い存在であるため 繁殖力た高く 世代交代も早いので遺伝的進化においては変異種の確率も増えるので偶発的に環境適応できる変異が残る確率も増えることになる

ヒトで同じ様にY染色体なしで繁殖可能となるのかどうかは知らんけど

変異任せにしているなら偶発的に「Y染色体なしで繁殖可能な個体」以外は全て絶滅することになる

まあ 数万年後の話なのでゲノム編集でナントカしちまうのかも知れないが

遺伝的進化というものに過剰な幻想を抱いて何でもかんでも「理由」をこじつけるのは科学を逸脱した妄想観念でしかないのである

 

 

関係ないけど gooブログの場合 一つの記事では3万文字の制限があった

文章書いて3万文字はなかかないかないが HTMLのタグで結構消費してしまうことはある

 

 


Ende;

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