脳卒中をやっつけろ!

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血管の壁を判定する検査法

2016年06月22日 | 脳卒中
血管が細いと、そこが原因で脳梗塞を起こすことがあります。
代表的な場所は頚動脈で、狭い部分を風船で広げる治療を行っていますが、血管の壁が固すぎたり柔らかすぎると治療がうまく行かない可能性が高まります。
このため、その部分をMRIなどで検査して、どんな性状なのかを調べる研究をしています。
これまでにいくつかの論文を発表してきましたが、普通に行うMRAという検査法の所見を見るだけでも、ある程度の診断が可能であることがわかってきました。
次回はその検査法について紹介します。
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