一昨日の大分の講演の前に、小倉ライブでPMDAワークショップに参加させて頂きました。
PMDAとは医薬品医療機器総合機構の略です。(http://www.pmda.go.jp/)
以前にこのブログでも日本に医療機器が導入されるのに時間がかかること、そして認可のスピードが徐々に速くなって来ていることを紹介しました。
その業務を行っているのが、まさにこのPMDAです。
正式名は「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」ですが、日本における薬や医療機器を承認する政府の機関です。
ですから以前はまさに「雲の上の存在」で、自分には全く縁がないと思っていました。
しかしそうではありません。自分たちが日々用いている医療機器や、最近日本に導入されるようになったデバイスは皆、このPMDAの方々が審査し、導入を決定してくれているのです。
たとえばアメリカやヨーロッパで使われている薬や医療機器であっても、日本の医療事情にはそぐわない場合や、調査してから使用した方が良い場合があるわけです。
以前はそれがために何年も導入が遅れてしまい、世界で最も導入が遅い状態でした。
しかし最近では認可までにかかる時間がどんどん短縮されています。
今回の小倉ライブではこの認可の遅れ「デバイス・ラグ」を中心に前半のワークショップがもたれ、後半は「日本から世界へ」というタイトルでディスカッションされました。
PMDAの方々が学会の中でワークショップ主催されるということは、初めての試みであったということです。
学会でのご発表を頂くことが徐々に増えては来ていましたが、今度は学会の中でPMDAの方が主体でワークショップをもたれる、、、。以前では想像もできなかったことです。
しかもその中で話題になったのは「デバイスの認可をさらに早めて、アメリカより先に、ヨーロッパの次に早い認可が可能か?」ということであり、信じられない思いでした。感激しました。
冠動脈の血管内治療においては中国がとうとう日本を抜いて世界第二位になったそうです。
日本があぐらをかいていると、どんどんレベルダウンしてしまいますし、競争力を失ってしまうと思います。
PMDAの方々とともに、日本の医療関係者、医療関連会社も頑張らないといけないですね。
脳外科、脳血管内治療関連の学会でも是非こういった試みをお願いしたいです。
ちなみに上の写真は新しく建築中の小倉記念病院ですよ!
PMDAとは医薬品医療機器総合機構の略です。(http://www.pmda.go.jp/)
以前にこのブログでも日本に医療機器が導入されるのに時間がかかること、そして認可のスピードが徐々に速くなって来ていることを紹介しました。
その業務を行っているのが、まさにこのPMDAです。
正式名は「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」ですが、日本における薬や医療機器を承認する政府の機関です。
ですから以前はまさに「雲の上の存在」で、自分には全く縁がないと思っていました。
しかしそうではありません。自分たちが日々用いている医療機器や、最近日本に導入されるようになったデバイスは皆、このPMDAの方々が審査し、導入を決定してくれているのです。
たとえばアメリカやヨーロッパで使われている薬や医療機器であっても、日本の医療事情にはそぐわない場合や、調査してから使用した方が良い場合があるわけです。
以前はそれがために何年も導入が遅れてしまい、世界で最も導入が遅い状態でした。
しかし最近では認可までにかかる時間がどんどん短縮されています。
今回の小倉ライブではこの認可の遅れ「デバイス・ラグ」を中心に前半のワークショップがもたれ、後半は「日本から世界へ」というタイトルでディスカッションされました。
PMDAの方々が学会の中でワークショップ主催されるということは、初めての試みであったということです。
学会でのご発表を頂くことが徐々に増えては来ていましたが、今度は学会の中でPMDAの方が主体でワークショップをもたれる、、、。以前では想像もできなかったことです。
しかもその中で話題になったのは「デバイスの認可をさらに早めて、アメリカより先に、ヨーロッパの次に早い認可が可能か?」ということであり、信じられない思いでした。感激しました。
冠動脈の血管内治療においては中国がとうとう日本を抜いて世界第二位になったそうです。
日本があぐらをかいていると、どんどんレベルダウンしてしまいますし、競争力を失ってしまうと思います。
PMDAの方々とともに、日本の医療関係者、医療関連会社も頑張らないといけないですね。
脳外科、脳血管内治療関連の学会でも是非こういった試みをお願いしたいです。
ちなみに上の写真は新しく建築中の小倉記念病院ですよ!