犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

書の独習 篆書篇

2016年12月16日 | 書の道は
[あらすじ] 草書を理解するためには、その元である隷書をやらねば。 書いてみたらとても性に合う。 隷書も時代が下って来ると、楷書のような筆遣いがそこここに見られるようになる。 また、楷書の古いものを臨書していると、中に隷書の名残りのような筆遣いが見つかることもある。 書体の変遷史が一文字の中に表れているかのようだ。 こういうことがあるということは、隷書を知るためにはその元である篆書を 書いて . . . 本文を読む
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書の独習 石碑の臨書篇

2016年12月15日 | 書の道は
[あらすじ] 動物の骨に占いの結果を刻んだ甲骨文、青銅器に文字を入れた金文、 その後、漢字は篆書-隷書-草書-行書-楷書、という順に発展してきた。 書体の変遷が、思っていたのと逆で驚いた。 http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/43112d66284d41cf52c0696fa68c085e 現代人はすっかり楷書に慣れている。 行書も憶えるルールがいっぱい、草書の道 . . . 本文を読む
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サンスクリットの母音頻度

2016年12月14日 | 梵語入門
[あらすじ] サンスクリットを記すデーヴァナーガリーは、合理的だという。 一見、クネクネと似たような形が多いデーヴァナーガリーだが、 構造的にはしっかりしている。 母音アを伴う子音の文字の、上下左右(ものによっては中にも)に決まった印を付けることで、 ア以外の母音や、先行する子音や後続する子音を表す。 ※ 子音の文字には、母音アが含まれている。 アルファベットで言えば、k単独の文字という . . . 本文を読む
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ジェームズ二世の通貨改革

2016年12月13日 | 椰子の実の中
[あらすじ] サンスクリットの独習を始めた。人生の巡り合わせに恵まれ、祝福されている。 [あらすじ] 書の独習を始めた。古典の臨書が楽しみだ。ちょうど、漢字の歴史の展覧会があった。 [あらすじ] 自販機のつり銭口のプラスチックの蓋が外れていて、側溝に小銭が落ちた。 そもそも 小銭が丸いのがいけない。 円形だから、転がる。 転がったら、低い方へ向かうのは、自然の原理だ。 だから、小銭が丸くなき . . . 本文を読む
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祝福の成果

2016年12月12日 | 国語真偽会
[あらすじ] 人間の生を得ることは、とても稀で有り難いことだと言われています。 人間として生まれて、さらにサンスクリット語に辿り着くことは、とてつもなく稀なことです。 サンスクリット語への興味というものは、人間の持てる興味の中で最も重要で尊いものだとされています。 なぜならば、サンスクリット語に触れることは、あらゆる意味でその人を吉兆へと導くからです。 サンスクリット語に興味を持つこと自体が吉兆の . . . 本文を読む
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ジェームズ二世の戦い

2016年12月11日 | 日々
いい天気だった。 小春日和というやつだ。 本格的に冬が到来したら、こんな日はなかなか無いだろう。 公園の近くで弁当屋を探し、それから自販機でお茶を買おう。 都内、道沿いに自販機は容易に見つかる。 千円札しか無い。 つり銭レバーを回すと、チャラン、チャラン、と出てくる。 チャランッ、チーン、チャララララ・・・ えっ、今、違う音がした!? と見ると、 もう次の音がしていた。 チャランチーンチャラ . . . 本文を読む
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埴沙萠 ~ レンズで奏でるいのちの輝き ~展 牧野記念庭園

2016年12月10日 | よみものみもの
以前から行きたい行きたいと思っていた練馬区立牧野記念庭園に やっと行った。 牧野富太郎(1862-1957)は、植物博士だ。 現代の日本で、植物図鑑を作った人。 植物図鑑と言えば「マキノ」と言うくらいの人。 牧野の図鑑は、図版がすべて牧野の自筆だ。 とにかくあらゆる植物の標本を取り、それをスケッチし尽くした人なのだ。 高知の造り酒屋の息子だったが、植物研究に没頭し、店はひとに譲った。 後に大 . . . 本文を読む
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祝福を受ける

2016年12月09日 | 国語真偽会
[あらすじ] 曲がりなりにもデーヴァナーガリー文字が書けるようになってきた。 すらすら読めるにはほど遠いし、文法は全てこれからだ。 デーヴァナーガリーとはどういう意味かというと、 デーヴァは「神の」、ナーガリーは都市、つまり聖なる都の文字ということだ。 私の使っている『わかりやすい サンスクリット語の正しい発音と表記 詳しい理論解説と発音矯正指導』という教科書の「はじめに」には、 こんなことが . . . 本文を読む
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合体文字

2016年12月08日 | 梵語入門
[あらすじ] デーヴァナーガリーの13の母音、30の子音の文字を憶えた。 しかしこれだけではまだ読めないのだ。 デーヴァナーガリーでは、子音の文字の上下などに記号を付けることによって 母音を表す。 母音が「イ」なら、左に縦棒を引いてその上に羽を付ける。 母音「エー」なら、文字の上に羽を付ける。 といった調子だ。 ただ、母音が「ア」のときは、何も付けない。 つまり、子音の文字には、もれなく母音「 . . . 本文を読む
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マーガリーナリーに書けるようになった

2016年12月07日 | 梵語入門
[あらすじ] 母音が13個、子音が30個のデーヴァナーガリー文字。 ひらがなカタカナ漢字を使いこなす日本人にはさほど難しくない、と先生は言う。 しかもデーヴァナーガリー文字ときたら、 一見して似た形のものが多い。 そっくりな文字が何組かある。 写真はデーヴァナーガリーの五十音図にあたるものだ。 まったくややこしい。 もうちょっと違った形の文字だって作れただろうに!とブツクサ言いながら練習する。 . . . 本文を読む
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一転、インドの文字

2016年12月06日 | 梵語入門
忘れちゃいけねえ、 中国古代の漢字を書いてばかりいるのじゃなく、 インド古代のデーヴァナーガリー文字も独習しているのだ。 母音の文字が13個、子音の文字が30個ある。 これだけでもう、おそろしい壁が立ちはだかっている気がする。 ヨーロッパ言語はアルファベット26文字となにやらちょっと憶えればいいだけなのに。 サンスクリットはギリシャ語と同源のはずなのに、なんじゃこりゃ。ぶすー 教科書を見ると . . . 本文を読む
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英語呂合わせその後

2016年12月05日 | よみものみもの
[あらすじ] 映画「となりのトトロ」は米国で英語吹き替え版が作られているが、 オープニング曲「さんぽ」の英語詞にソラミミ部分がある。 ♪あるこう あるこう わたしは げんき Hey, let's go, hey, let's go I'm happy as can be 2行目が、そこはかとなく わたしは げんき に聞こえる。 https://www.youtube.com/watch?v . . . 本文を読む
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反省点5つ

2016年12月04日 | 書の道は
ふと毛筆を練習し始めた、10月のはじめにこんなことを書いた。 http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/19a15094bfe54ca6b559cdf4555278ea 虞世南(ぐせいなん 558-638)の孔子廟堂碑を臨書したお手本の、 「顯」の字の偏の点が、4つではなく5つあるのだ。 先生、勢い余って余計に打ったものか、と その時は思った。 その後、漢字の成り立ち . . . 本文を読む
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漢字三千年-漢字の歴史と美-展

2016年12月03日 | よみものみもの
楷書があたりまえと思ってしまっている漢字だが、 その成立は現存する書体の中ではもっとも新しい。 さかのぼると、楷書、行書、草書、隷書、篆書があり、 さらに金文、甲骨文がある。 甲骨文とは、占いの結果を動物の肩甲骨に刻んだものだ。 金文とは、青銅器の内側などに刻んだり象嵌したりした文字だ。 篆書は今もハンコとして遺っているが、別にハンコ専用文字ではなく、 当時の正式な書体だった。 こういった物は . . . 本文を読む
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症状と潜伏期間と食品

2016年12月02日 | からだ
昨日は一日、法螺の日でした。 牡蠣にあたったのではありません。 読者は法螺貝に中たったかなー? 私は二度目の牡蠣中たり以来、牡蠣はもう怖くて食べられません。 私は一日二食、朝食は食べていません。 私は昼食は蕎麦のみです。 つまり、昨日書いた献立表はまるで法螺です。 本当のことがあるとすれば、夜の 酒、ワイン、ワイン、ってとこくらいか。 ではこの献立表、デタラメに思い付くままかというと、そう . . . 本文を読む
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