犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

水彩画とか書道とか

2017年06月15日 | 日々
テレビは見ないのだが、インターネットの動画サイトで、 地上波の番組も見る。 気に入ったものは、一時期にまとめて見る。 雑誌を読まないが、何かの雑誌に連載していたものを単行本にしたものは読む、 というのと似ているのかもしれない。 雑多にあれこれの事が感覚器官に入って来るくらいなら、 静かなほうがいい。 いつも頭の中では何か音楽か言葉が鳴っているから。 ※ 芸能人に芸事や家事などをやらせて、セン . . . 本文を読む
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書の町もちづき 吉野大巨篇

2017年06月14日 | 書の道は
[あらすじ] 去年の10月から書を独習し始め、好きが嵩じて 天来記念館のある長野県佐久市望月を訪れた。 石碑を見て、記念館を見て、看板を見た。 味噌カツ丼を食べて、味噌カステラを買った。 いや名物と来たら酒だ酒だ。 隣の茂田井の宿に、造り酒屋がある。 そのうちの一軒が書道館にたくさんの書を展示しているようだ。 行かねば。 行ってみてわかった。 比田井天来とその門流の書家たちの書があるが、主た . . . 本文を読む
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書の町もちづき 慰霊之碑クライム篇

2017年06月13日 | 書の道は
[あらすじ] 昨年10月から書を独習し始め、楽しみが嵩じて、 現代書道の父である比田井天来の故郷である長野県佐久市の望月を訪れ、 まずは天来の書が刻まれた石碑を見学して回った。 宝国寺辺り。 ここで私が見たかったのは「慰霊之碑」の碑陰つまり裏面である。 後で手に入れたガイドマップを見ても、さほど情報は詳しいわけでもないし、 現地に石碑へと案内する道標は、近くには無い。 事前には大雑把な位置し . . . 本文を読む
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書の町もちづき 金子卓義篇

2017年06月12日 | 書の道は
[あらすじ] 昨年10月に書を独習し始め、嵩じて、 現代日本書道の源流と言える比田井天来の生地、中仙道望月の宿を訪ねた。 南は八ヶ岳が連なり、北には浅間を眺める佐久の地に夜着いて、 私はまず鯉のあらいを食べた。 現地でこその新鮮みだもんねーだ。 天来の生家からすぐ近くの、田んぼの真ん中の公民館の駐車場で泊まった。 田んぼのど真ん中で、蛙の声を聞きながら寝るのが好きなのだ。 シュレーゲルアオガエ . . . 本文を読む
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反省文

2017年06月11日 | 流民の窓
一昨日、 「海から一番遠い場所」までは道標もほぼ無く、藪こぎできついし、 到達しても何も無い、と書いたが、間違いでした。 ごめんなさい。 雨川ダム湖の東端あたりの林道入り口からのコースなら、 ちゃんと道標もあり、道もそこそこちゃんとしていて迷わないし、 なんたってその地点には立派な看板が立っているようです。 私はあえて別のコースを選んだため、たいへんだったみたい。 地形図とコンパスとGPSと、 . . . 本文を読む
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広川原洞穴群

2017年06月10日 | 流民の窓
[あらすじ] 佐久の望月の宿場町あたりを観光した翌日の昨日は、 龍岡城の五稜郭などを見て、それから「日本で一番海から遠い場所」へ。 (昨日) 藪漕ぎにくたびれたものの、少し休んで次なる地点へ向かう。 広川原洞穴群ですと。 11個だかの洞穴があって、中には地下に池があるという。 何mだか入って行けば到達できるらしい。 わくわく。 ランタンとヘッドランプと、ストロボを持っていざ! ところが。 [ . . . 本文を読む
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今は山中

2017年06月09日 | 流民の窓
日本で一番海から遠い場所 というところに行ってきた。 ここからどっち方向の海までも、 114.855mあるという。 ほんとかどうかわからないが、 とにかくどうしようもなく山ん中である。 報告その一。 行っても何も無いよ。 本当に。 忠告その一。 山慣れた人じゃないと、迷うよ。 山で迷うと、死ぬよ。 感想その一。 鹿の多い山なんて嫌いだ。 ずっと蠅にたかられっぱなしだし、道はなんか臭いし、 . . . 本文を読む
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晴れっ子

2017年06月08日 | 流民の窓
[あらすじ] 1969年生まれなので、今年で48歳になる(予定)。 年女、年男という表現はイヤだから、酉年生まれです、と言うことにしている。 晴れ女、晴れ男の代わりも絶賛募集中である。 なぜなら、私はかなりお天気運が良い。 だから自慢気に言いたいのだ。 でも「晴れ女」とは自称したくない乙女心。 梅雨入り宣言とか降水確率60%予報とか、 ガッシャーンと星一徹ばりに覆し、 今朝の佐久は雲6割といっ . . . 本文を読む
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鳴鶴と弟子たち

2017年06月07日 | 書の道は
相手によって言う内容の違う人は困るが、 受け取り手が違うなら同じ内容を伝えるための表現が変わるということはある。 一見、相手によって違うことを言っているように聞こえても、 それは相手に合わせて言い換えているのだったり、 相手の受け取れる範囲にとどめているのだったりする。 また、まったく同じことを言っていても、 受け取り手によって、違った結果になることもある。 ※ 以前、若き魯山人が上京した際に . . . 本文を読む
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脳は広いな

2017年06月06日 | からだ
昨日、頭痛や腰痛は脳の作りだしたもの、だから 痛みのあるときにはその脳の作戦にだまされないようにすれば痛みが引く、 という話を書いた。 みんな痛みは嫌い。 なので、このようなことを書くと反響は大きい。 医学の基礎研究も、痛みに関することは多い。 多くの人が痛みをどうにかしてほしいと思っているし、 研究が進んで痛みをコントロールできるようになれば、 医療としてゼニになる。 私が紹介したのは、あく . . . 本文を読む
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月曜日の朝に痛みを消す

2017年06月05日 | からだ
職場の上司にめぐまれず、毎日頭痛がひどいと言う。首から、肩、背中、腰までガッチガチに固い。朝、頭痛薬をのんで出社し、なんとかおさめて仕事をするが、昼にはまた痛くて薬をのみ、また夕方にものむ。という生活をしていたが、このブログで紹介した『サーノ博士の ヒーリング・バックペイン』を読んでから、ちょっと良いと言う。頭痛がしたら、「これは脳が作った痛み、これは脳が作った痛み、これは脳が作った痛み」と何度で . . . 本文を読む
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祖父というもの

2017年06月04日 | からだ
自分というものを知るために、祖父母について調べると良い、という考えがある。 祖先を敬うとか、家系図を作るとか、ルーツを探るとか、 そういった表面的なことではなく、何かもっと深く見えない世界における意味があるようだ。 私はとかく、「才能は親ゆずり」といった言い方が大嫌いだ。 毎日ブログを書いているなどということを、親の知人が知れば、 「ご両親とも文才があるから」などとすぐ言う。 大学でドイツ語をや . . . 本文を読む
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見た食ったサクラエビ

2017年06月03日 | たべもののみもの
富士の外輪の西側、毛無山塊の中、長者ヶ岳と天子ヶ岳に登った。 富士山との間に視界をさえぎるものは無い。 足下に田貫湖が見え、朝霧高原から雲を経て富士がそびえる。 降ってから、あさぎりフードパークの中のレストランに寄った。 地元の食材を用いたさまざまな料理があり、ブッフェスタイルなので あれこれ味わえてよろしい。 アメーラトマトやヨーグル豚や地卵、なめこやいたどりやこんにゃく、 天ぷらだローストだ . . . 本文を読む
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町蔵去って

2017年06月02日 | 毎月馬鹿
[あらすじ] 風邪で寝込んでいたら、三つ子の魂を持つ町蔵が また不意に訪ねて来た。 痛みの残る頭で、ブログを書いて、また寝た。 そして夕方に目が覚めた。 曇って薄明るい空で、時間の感覚を取り戻すのにしばらくかかった。 いつも、寝覚めはすっきりしている。 しばらく過ごすとまたしんどくなって、眠りを求めるが、 苦しいとなかなか眠れない。 輾転反側していると、背中に何かチクリとかすかに痛みを感じた。 . . . 本文を読む
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町蔵来て

2017年06月01日 | 毎月馬鹿
「きったねえ部屋だな」 いきなり室内で声がするからはね起きた。 ダルくてしかたないはずなのに、咄嗟に体は動くものだ。 「なんだ昼間っから寝て」 町蔵か   びっくりした。 風邪引いてんだよ。 ああ心臓がバクバクする。 「はい、おみやげ」 ありがとう、また酒か。あいや、ありがとう。 「ちゃんと食ってるか?なんか作ろうか。」 うわああ!助かる!うれしい!けど、 母はあんたのこと、夫がよそで作った . . . 本文を読む
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