安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
「借りぐらしのアリエッティ」と「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」
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遅ればせながら行って参りました。
夏休み、娘が予備校通いをしていたので
なかなか行けなかったのです。
映画は、今の私たちに多くのメッセージを
伝えてくれる内容でしたが、妙に親近感の湧く世界観で
なんだか身近に感じるシーンがたくさんありました。
何故かというと、多分草花が出てくるシーンが多く、
小人たちが植物と共に暮らしている様子が、
とてもよく伝わってくるからだと思います。
アリエッティがお母さんのお誕生日プレゼントに
アカジソの葉とローリエの葉を一枚ずつあげると、
お母さんはローリエたった一枚で、
一年分使えると言います。
一枚の葉っぱを一年使うには、
いったいどのくらいの大きさに切るのだろう......
なんて、真剣に考えてしまいました。
小人から見た人間世界のものを思い描いたり、
小人サイズの生活用品を想像しながら
映画を鑑賞するのがとても楽しかったです。
また、それを現実にしてくれたのが展覧会で、
映画の世界を忠実に再現していました。
特に私が感動したのは、庭のところで、
自分の背丈より少し高いドクダミやタンポポ、
オオバコ(雑草なところがステキ!)、
見上げるような高いアカジソなどが植えてあり、
(もちろん模型ですが)小人気分を
リアルに実感することが出来ました。
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原作者は「メアリー・ノートン」どこかで聞いた名前......
そう、私が小学生の頃、お気に入りだった本の中の一つ
「魔法のベッド南の島へ」と
「魔法のベッド過去の国へ」と同じ作者でした。
これは、空飛ぶ魔法のベッドに乗って冒険の旅に出るお話。
その頃は魔法が大好きで、タイトルに
「魔女」や「魔法」と付けば、片っ端から読んでいました。
そんなわけで偶然原作者も知っていたので、
アリエッティの世界にますます親近感が湧きました。
グッズコーナーにて原作本も、
今はなかなか読んでいる時間がありませんが、
いつか読みたいと思って買いました。
それと、お気に入りのシーンのポストカード、
アリエッティの部屋と庭の風景を買いました。
娘は、アリエッティの髪留めが欲しかったようですが、
もう、売り切れていたようです。
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