安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
雑草流フラワーアレンジメント(341)
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ハギは、油断しているとあっという間に
散ってしまいます。
気がつくと、ほんの少ししか残っていなかったので
慌てて摘んで飾りました。
もう、来年の秋まで見られないと思うと
慌てずにはいられません。
手直にあった、修景バラのサティーナを合わせました。
サティーナは、涼しくなるのを待ちかねていたように
たくさん咲きだしています。
緑は何を入れようか、少し迷いましたが、
細かい感じで、濃いグリーンが締まる気がしたので、
フォックスリー・タイムにしました。
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草花火
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草花火、別名タリナム・カリシナムです。
スベリヒユ科の多年草です。
「かわいいでしょ!午後の2時頃咲くのよ。」
と言って、ご近所の方がくださったいました。
朝咲くとか、夕方咲くとかはいろいろありますが、
2時頃って変な感じです。
朝日が昇って明るくなるとか、日が沈みかけて薄暗くなるのを
植物が察知するのは判りますが、
午後の2時なんて、なんか中途半端な時間を
どうやって知るのだろうと、とても不思議に思いました。
そして、昔のことを思い出しました。
20年以上前ですが、私は夜中に仕事を(デザイン関係の)して、
明け方に寝るという生活をしていました。
その頃はすでに園芸をしていたので、
夏などはアサガオの開花を見届けて、
一通りの植物たちに水やりをしてから寝るというような日々でした。
起きるのは午後の2時頃で、ちょうどこの草花火のような生活.....。
子どもが生まれてから、さすがにこれはヤバい.....
このままでは、保育園や学校に行かせられなくなる..........
と改心して朝起きるようになったのです。
そんな昔のことを思い出しました。
それにしても、色鮮やかで美しい花です。
細長い茎も儚げで素敵。
夕方にはしぼんでしまうので、短命でもったいないです。
塊根で越冬するそうで、〝耐寒性あり〟のようです。
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雑草流フラワーアレンジメント(340)
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今日もナツユキカヅラです。
そして、ピンクと白です。
ペンタスのピンクとイヌタデを摘んできました。
このペンタスも涼しくなってからたくさん花が付きました。
イヌタデは、去年たくさん飾ったのですが、
今年は、なんだかあまり見当たらなくて、
やっとたくさん生えている場所をみつけました。
英語の名前(英名が判らないので学名です。)をみると、
ナツユキカヅラもイヌタデも
「Polygonum」がついてることに気がつきました。
二つとも同じタデ科だったのです。
意外です......ちっとも似てないです。
植物の世界は、不思議なことや驚くこと、
おもしろいことと毎日のように出会います。
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買ってきた植物
なし
摘んできた植物
ペンタス
ナツユキカヅラ
オリーブ
イヌタデ
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雑草流フラワーアレンジメント(339)
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ナツユキカヅラの満開はまだまだ続いています。
雨が降らないので、美しさを保っています。
大小の蜂が蜜をもとめて、たくさん集まって来ます。
本当に雪化粧のように真っ白できれい......。
眺めてはうっとり、そして摘み取って
家の中に飾りたくなります。
ピンクの2種類のバラと合わせて、
ふんわりとロマンティックに飾りました。
器はキャンドルスタンドで、
480円でホームセンターで買ったものです。
ガラスの器にワイヤーのホルダーがついています。
ちょっと変わった感じがして気に入っています。
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買ってきた植物
なし
摘んできた植物
バラ(サティーナ)
(サマーウインド)
ナツユキカヅラ
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セダムの寄せ植え(1)
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先日買ったセダムを使って寄せ植えを作りました。
普通のお花と違って、華やかではなく、
地味な渋い素敵さなので、マグカップのような
かわいいめの鉢を選んでみました。
鉢の青みがかったグレーのような色も
セダムを良く引き立ててくれます。
クーペリーのピンクの花はとても長持ちで、
買ってから2週間くらいですが、
買ったときとほとんど変化していません。
いつまで咲いてくれるのでしょうか。
気になって調べてみると開花期は春から秋までとなっていました。
開花期の長い植物に出会ったときは、とても得した気分です。
クーペリーは、他のセダムと同じベンケイソウ科ですが、
正確にはセダム属ではなく、クラッスラ属です。
そのせいか、寒さには少し弱いようで、
冬は、霜に当てないようベランダの軒下か、
様子を見て室内に取り込むかもしれません。
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使ったセダム
クーペリー
トリカラー
パリダム
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雑草流フラワーアレンジメント(338)
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修景バラのエルベーションと
オオイヌタデを合わせてみました。
ワイヤープランツのやや濃い緑、
ロータス・ブリム・ストーンの薄い黄緑、
コリダリス・カナリーフェザーの青みの緑、
いろいろな緑で変化をつけました。
オオイヌタデは、調べてみると
薄いピンクや、白もあるようです。
ウチの方はこの濃いマゼンタのような色しかありません。
色のバリエーションがあるなら、
ボーダー花壇の後方に植えてもいいような気がするのですが.....。
例えば、ヒマワリに白のオオイヌタデを合わせるとか、
ピンク系はタチアオイやジキタリスなんかとも合いそうです。
ナチュラルガーデンに一役買ってくれそうな気がします。
花瓶の中では、バラともちゃんと合っているので大丈夫だと思います。
タケニグサなども、日本では雑草扱いですが、
イギリスのボーダガーデンの本などでは、
後方に植える多年草として紹介されています。
もしかしたら、オオイヌタデも私が知らないだけで、
外国では利用されているのかもしれません。
園芸種とか雑草とかの垣根を取り払えば、
新しい愉しみがたくさん生まれるのではないかと、いつも思います。
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買ってきた植物
なし
摘んできた植物
バラ(エルベーション)
イヌタデ
ロータス・ブリム・ストーン
コリダリス・カナリーフェザー
ワイヤープランツ
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雑草流フラワーアレンジメント(337)
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先日買った、八重咲きのアスターと
キバナコスモスを合わせてみました。
紫色の小さな花は、ムラサキサギゴケと云って草丈が
8センチくらいの小さな雑草です。
花は、4、5ミリくらいでしょうか。
これに似た花で、トキワハゼというのもありますが、
そちらはもう少し花が大きく、茎が短くて地面にへばりつくように咲いています。
トキワハゼの方は茶花図鑑に載っていて、
茎が短いのに、いったいどうやって飾るのかとても気になっています。
器は、大さじ2杯まで計れる計量カップで、
内側にメモリがついています。
ガラスのを持っていたのですが、壊してしまったのでこれを買いました。
使う前にちょっと、花を生けてみようと思ったのです。
茎の短い花が生けやすい感じで、思いのほかまとまりました。
キッチンで使いながら、ときどきは花瓶にしようと思います。
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買ってきた植物
なし
摘んできた植物
キバナコスモス
八重咲きアスター
ピラカンサ
ローズマリー
ムラサキサギゴケ
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大切なバラの本(1)
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「アーリーモダンローズ」という、19世紀後半に作出された
初期のティーローズを紹介した本です。
このバラたちもオールドローズとして紹介されている場合もあるのですが、
オールドローズは、正確には1867年の「ラ・フランスが」誕生する以前と云われています。
ですからこの「ラ・フランス」以降から、1940年代中頃あたりまでに作出されたものを
アーリーモダンローズと云うようです。
このバラたちは、オールドローズほどクラシックではなく、
それでいて、現代種には無い優雅な魅力をたたえています。
著者はそれを「麗人」と表現していますが、私も同感です。
味わい深いと云うか、奥深いと云うか何年経っても決して飽きません。
咲くたびに新鮮な魅力を感じるのです。
というのも、現代のバラは安定した色や形に咲くように作られているので、
いつも同じに咲いてくれるのもありがたいのですが、反面ちょっと退屈だったりして.....。
(人間のわがままですね.......。)
昔のバラは、気候や生育条件に左右されていろいろな表情を見せてくれるのです。
この時代は、アールヌーボーやアールデコの時代でもあり、
美しい美術や工芸品がたくさん生まれた時代です。
そんな時代に生まれたバラなのだと考えると、また愛着もひとしおなのです。
私も始めはオールドローズとごっちゃにしていたのですが、
この本のおかげで、区別ができました。
ときどき開いて眺めるのですが、
そのたびに、欲しいバラを発見してしまい、困ったものです。
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我が家のアーリーモダンローズ
上段左から、アンヌ・マリー・ドゥ・モントラベル
ソンブレイユ
レディ・ヒリンドン
下段左から、トリヨンフ・デュ・リュクサンブール
セシル・ブルンネ
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雑草流フラワーアレンジメント(336)
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私にとって、ハギは秋の風情を強く感じる花のひとつです。
何故だかマメ科は好きな花が多いのです。
ミモザ、スイトピー、エニシダ、フジ、そしてハギ。
涼しくなってからたくさん咲きだしたローズピンクの
ペンタスと合わせてみました。
センニチコウのミニチュアのような
センニチコボウは、去年も買ったのですが、
植えて数日で夫が雑草と間違えて抜いてしまい、怒りました。
まあ雑草に見えなくもないですが、雑草だと思ったとしても
かわいいから抜かないでおこう、という神経は持って頂きたいものです。
今年は鉢に入れて、厳重にベランダで管理しています。
薄紫のアンゲロニアも入れたらかなりロマンティックになってきました。
緑は、葉っぱ類よりもカヤツリグサの方がバランスよく、落ち着きました。
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買ってきた植物
なし
摘んできた植物
ハギ
ペンタス
アンゲロニア
センニチコボウ
カヤツリグサ
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雑草流フラワーアレンジメント(335)
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ヤマノイモの実の明るいグリーンが何ともきれいで、
それを強調して飾ってみたいと思いました。
白いアンゲロニアを合わせて、
シマトネリコの葉で引き締めました。
ヤマノイモの実は、透き通るようなライムグリーンで、
形もどの角度から見ても、かわいすぎです。
こんな素敵なものが、その辺に何気なく生えていて
見向きもされないのは不思議なことに思えてきます。
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買ってきた植物
なし
摘んできた植物
アンゲロニア
シマトネリコ
ヤマノイモ(実)
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