安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
「土の学校」
「奇跡のリンゴ」の映画の公開に合わせて
何冊か出された木村秋則さんの新刊のひとつです。
自然栽培の視点から、土に対するいろいろな
見解をまとめたもので、とても興味深く
楽しく、あっという間に読み終わりました。
中でも印象に残ったのは、自然栽培だと
雑草を抜かないので、様々なバクテリアが土の中に
存在して、連作障害が起きないというお話でした。
除草剤を撒いて雑草を枯らしたり、
土壌消毒剤で良い菌も悪い菌も
皆殺しにしてしまうと連作障害が起きやすくなるのだそうです。
私は、畳二畳くらいの場所で、自然栽培の
まねごとをしていて、今年はミニトマトを植えたのですが、
来年は実物は植えられないと思っていました。
でも、このことを知ってとても嬉しくなりました。
連作障害は、自然のことだと思っていたのです。
まさか、こんな真相だったとは.........。
農薬や化学肥料を使った農業は、人間が自然を
ねじ伏せるようなものなのではないかと感じました。
また、自然というのは無駄無く完璧なシステムになっていて、
そこにうまく寄り添えば、
安全で豊かな恩恵を享受できるのだと思いました。
自然栽培を通して、自然界への
理解を深めることが出来る本でした。
知れば知るほど楽しいので、うまくいかなくても、
細々としつこく自然栽培を楽しんでゆきたいと思います。
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ビワの種で杏仁豆腐
ビワのレシピをいろいろ探しているうちに、
種で杏仁豆腐が出来ることを知りました。
ビワの種が杏仁霜の変わりになるのです。
杏仁霜は杏の種が原料ですが、
ビワもアンズも同じバラ科ですから
種の香りが同じでも当然かもしれませんね........。
でも、アンズとビワでは樹形、葉っぱ、花、実どれも
全く姿かたちが違うので、なんだか不思議です。
見た目アンズにもっと近い、梅やリンゴでは
杏仁豆腐は作れないのかしら......
今度リンゴの種の香りを確かめてみなくては.........。
そんなわけでさっそく作ってみました。
ビワの種の茶色の皮を剥いてミキサーにかけると、
杏仁の香りがして何だかワクワクしてきます。
出来上がりは、杏仁霜で作ったものよりモチモチで
つるっとした感じです。
でも配合のせいかしら.........。
探すといろいろな作り方があるので、
いくつか試してみようと思います。
仕上げに先日作ったビワのコンポートと
煮汁のシロップをかけてミントの葉を飾りました。
ビワの種は漢方にも用いられ薬効成分もありますが、
食べ過ぎると中毒を起こすようなので、
一日2粒分くらいにしておいた方がいいようです。
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雑草流フラワーアレンジメント(982)
トケイソウを初めて飾ってみました。
見れば見るほど奇怪な花です。
英名はパッションフラワーですが、
どこがパッション(情熱)なのかよく解りません。
お花を見ていると、私にはむしろ冷静沈着な、
機械的なイメージが湧いてきます。
合わせる花がなかなか見つかりませんでした。
全く違う雰囲気のヤグルマギクを
添えてみたら意外としっくりきました。
きっと色が合っているせいですね。
摘んできた植物
ヤグルマギク
トケイソウ
クサスゲ
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雑草流フラワーアレンジメント(981)
今までほとんど咲かなかった
タイムの花がたくさん咲きました。
修景バラのボニカ83もたくさん咲いて
花も大きく見応えがありました。
ボニカは、かれこれ20年近くになる、
お婆さんの木です。
根元からのシュートはずっと出なかったのですが、
何故か今年は細めですが2本も出ました。
若返ったのかしら..............。
ルーとクサイを合わせて涼しげに飾りました。
摘んできた植物
バラ(ボニカ81)
タイム
ルー
クサイ
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石の不思議(2)
富士山のような水晶クラスター
クラスターと呼ばれる、群生した水晶を買うとき、
最近は量り売りのような買い方をしています。
700グラムとか、1キロとか重さと産地を
指定するだけなので、どのような水晶が来るのか、
全く解らないおまかせです。
だから安いのです。
でも、何故かいつも気に入ったものが来ます。
手に入れた水晶とは、宿命のように
出会うべくして出会う...........、という
ロマンティックな話を本で読んだことがあります。
この水晶クラスターも、こうして買ったものです。
最初包みを解いて見たとき、平らな三角だと思いました。
眺めているうちに立ててみたら、
富士山に似ているので嬉しくなりました。
世界遺産に登録されることがほぼ決まった頃でした。
写真では解りづらいかもしれませんが、
てっぺんのところの水晶が、白っぽく不透明で
雪がかかっているように見えます。
昨日は登録が正式に決定し、喜びもひとしおです。
富士山のある方角に飾って、眺めたり触ったりして、
毎日パワーをもらい、癒されています。
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映画「奇跡のリンゴ」観てきました。
リンゴの味のような爽やかな映画でした。
この歳になるとずっしりとした重たさを引きずって、
家路に着くような映画はあまり観たくありません。
現実の世界だけでたくさん、と思ってしまいます。
でもこの映画は、現実のお話ありながら、
ハッピーエンドで気持ちがいいです。
原作も主人公の木村さんの書籍も何冊も読みましたが、
無肥料無農薬のリンゴ栽培に挑んだ木村さんの懸命さと
ご家族やまわりの方々の愛情が、忠実に描かれていると思いました。
また本や、講演会にも行って直接お話もお聞きし、
木村さんのお人柄のイメージのようなものが
なんとなく私の中にできあがっていました。
木村さん役を演じられた阿部サダヲさんは、
外見のイメージは全く違うのに、いくつかのシーンでは
木村さんのお顔がオーバーラップするくらい
木村さんのお人柄を的確に、表現されていると感じました。
菅野美穂さんも、透明感のある美しさで
健気な奥様の役を自然に演じられていました。
そして私の大好きな山崎力さん、木村さんの義父役、
とても重厚な演技と存在感で感動しました。
この方が出演されると映画全体のクォリティーが
何段も上がる気がします。
その他の脇役方のキャスチングも、さりげなく豪華だと思いました。
「泣ける映画」と聞いていたので、
あまのじゃくな私は、ちょっと身構えて臨んだのですが、
いつの間にか、素直に泣ていました。
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雑草流フラワーアレンジメント(980)
ドクダミをシックな色で飾りました。
黒いペチュニアシリーズの
ファントムとフィソカルパスを
合わせました。
ドクダミの花って意外と
いろいろな雰囲気に染まります。
摘んできた植物
ドクダミ
ペチュニア・ファントム
フィソカルパス
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ビワのコンポート
ビワの実がたわわに実りました。
雨が少なかったせいか、
いつもより大きくて充実しています。
腐って落ちるのはあまりにもったいないので、
コンポートを作ってみました。
白ワインと水それぞれ100ミリリットルに
グラニュー糖100グラムで煮るだけです。
皮を剥くのは簡単ですが、種取りと
種のまわりの薄皮を取るのがちょっと面倒です。
でも、20個くらいだったら、すぐにできます。
冷して食べると思いのほかおいしくて、
何で今まで作らなかったのだろうと思いました。
自然の恵みに心から感謝しました。
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雑草流フラワーアレンジメント(979)
アジサイのダンスパーティーを
飾ってみたくて、
あれこれ迷った末に
ドクダミとヤグルマギクを合わせました。
ドクダミはアジサイと
とても相性がいいです。
ブルーと白の花が蒸し暑さを
少しの間忘れさせてくれます。
摘んできた植物
アジサイ・ダンスパーティー
ドクダミ
ヤグルマギク
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石のアクセサリー(9
強い癒し効果のある石を集めて、
ブレスレッドを作りました。
大きな七つの石は、
真ん中の深いオリーブグリーンがモルダバイト、
パチンコ玉のような銀色がギベオン、
不透明の白がリビアングラスです。
まわりの小さな透明な石は水晶です。
モルダバイトとリビアングラスは
隕石が落下したときの衝撃で出来た天然ガラス、
ギベオンは鉄隕石といわれています。
この三つの石はどれもヒーリング効果が
とても高いそうです。
日々介護に追われる私に必要な石かも.......
と思って作ってみました。
植物と石の両方の癒しのサポートがあると、
ポジティブな心を保つのにとても役立ちます。
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