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パネットーネ・リモンチェッロを食べてみました



ひと月以上前にイータリーで買ったものですが、
クリスマスに頂きました。
リモンチェッロはレモンで作られたリキュール種で、
それを使ったリモンチェッロクリームと、
レモンピールが入ったパネットーネです。
包みを開くと大好きなレモンの香りが広がって感激.........。
しっとりして、とっても美味しいです。



パッケージがとってもおしゃれ。



パンなのに半年以上もカビたりしないで長持ちするのが
不思議でたまらなく、どうやって作るのか、
どうしても知りたくなって、
専門書ですが、こんな本を買ってしまいました。
最初は、特別な菌を使って発酵させるのかと
思っていたのですが、菌種はイースト菌や穀物や
果実なとで作った発酵液なども使うようです。
この書籍ではブドウで作った発酵液を使って
「リエヴィド・マードレ」と云われる元種を作っています。
この元種が大切で、強い発酵力をもったものに仕上げる事で、
口溶けが滑らかで、味と香りが良い上質なパネットーネや
パンドーロが出来るのだそうです。
発酵液を作るだけで1週間、強力粉と水を加えて捏ねて
発酵させる工程を8~10日間繰り返して、やっと
元種が完成するのだそうで、驚きです.......。
そこから先も驚きの、更に長い長い気の遠くなるような
工程を経て、やっと焼き上がげるのです。
パネットーネやパンドーロの歴史は古く、少ない文献では
1700年頃まで遡るのが精一杯だそうで、雑穀の粉が当たり前の時代に、
精製された白い小麦粉で作られた上流階級の
焼き菓子が起源のようです。
その後、様々な職人さんの手によって改良が重ねられ、
現在の形になったようです。
これを知らずして、食べるのは何だか申し訳ない気がしました...........。
YouTube動画「イタリアの食卓」では、
家庭でも作りやすい方法で手作りされています。
こちら

























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