2017年8月4日 【明石・赤穂・姫路2017】兵庫県
たつの市龍野町(兵庫県)の町並み
龍野城から本竜野駅へ
たつの市
龍野の地は揖保川沿いに出雲街道が通る交通の要衝で、中世には赤松氏の本拠地である城山城があった。戦国時代の織田信長による制圧等を経て、江戸時代初期に姫路藩池田氏の領地となった。池田利隆の死に伴いこの地に本多政朝が入封、龍野藩が立藩して城下町が形成された。以後、諸氏の支配や天領を経て、最終的には1672年にはじまる脇坂家10代200年の治世の後維新を迎えた。現在の旧龍野市街地には近世城下町の町割りが現存する。
龍野城
三木露風の生家(兵庫県たつの市龍野町上霞城)
謡「赤とんぼ」の作詩者『三木露風』の生家は、鶏籠山(けいろうざん)の麓にある龍野城の埋門(うずみもん)の坂を下りたところにあり、明治4年頃から明治22年の間に建築されたものと推察されます。
露風は明治22年6月23日にこの家で出生し、その名を操(みさお)と名付けられました。露風が6歳の時、両親が離縁し、母親(かた)は弟を連れて実家の鳥取に帰ってしまい、露風も祖父の家に引き取られました。この生家は、露風が母と過ごした思い出が残る大切な場所であります。
龍野醤油資料館別館
醤油のふるさと龍野
たつの市は、播磨の小京都とも呼ばれ、今もなお城下町の面影が残る揖保川の山紫水明の伏流水、播磨平野の豊かな小麦、山間部の良質の大豆、赤穂の塩など、立地条件に恵まれ発展した淡口醤油発祥の地。
▼カネヰ醤油:明治2年創業
▲揖保川
▲醤油工場
▲本竜野駅
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