2015年9月20日 東京都 【江戸東京たてもの園】
大和屋本店(乾物屋)
江戸東京たてもの園(東京都小金井市桜町)
港区白金台に1928年(昭和3)に建てられた木造3階建ての商店です。3階の軒下を伝統的な〈出桁造り〉にする一方、間口に対して背が非常に高く、看板建築のようなプロポーションを持ったユニークな建物です。戦前の乾物屋の様子を再現しています。港区白金台
商品を見てみると、コンブ、ワカメ、ニボシ、ホシアワビ、ホシカズノコ、スルメ、タマゴ、ヒジキ、ムギチャ、海苔・・・・
昭和初期の日本人の食生活は豊か!!
目録と書かれたこの看板。大いに気になったので調べたところ
右から
1 御袴 熨斗(祝儀袋?)
1 勝男節 カツオブシ
1 寿留女 スルメ
1 子生婦 コンブ
1 友白髪 トモシラガ 年老いた夫婦の人形のこと。どちらも「ともに白髪になるまで、丈夫で仲睦まじく」という意味づけがされている
1 末広 スエヒロ 白い扇子が1対(2本)にしたもの
1 家内喜多留 ヤナギタル 、「家内に喜びが多い留まるように」という意味づけがなされている。本来は柳の樽に入った日本酒のことを指し、家内に喜びが多いことを願う縁起物。結納品の一覧なのだろう
「塩」の旧字
cosmophantom