街道ウォーク<旧東海道<府中宿(静岡駅)~金谷宿(金谷駅)
2011年6月5日 7回目
定飛脚問屋(三度屋)跡
田町の南側に「朝倉屋何右衛門」、北側に「黒田屋重兵衛(治助)」という定飛脚の問屋がありました。定飛脚とは「三都定飛脚」ともいい、江戸と京・大坂を定期的に往復した民間の飛脚で、月三度(二日・一二日・二二日)出したところから「三度飛脚」、取扱所を「三度屋」とも言いました。またこの飛脚がかぶった笠を「三度笠」と呼びました。並便は昼間のみの往来でしたが阿、昼夜兼行の早便(特別急行便)は、江戸・大坂間の到着期限を6日としたことから「定六」とも呼ばれました。明治4(1871)年、郵便の制度が施行されるまで、書類や信書、金銀の輸送もこの定飛脚で取り扱われました。 島田宿 金谷宿史跡保存会 島田市教育委員会
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