2021年11月4日 長野県
矢沢家の表門 長野市指定重要文化財
長野県長野市松代町松代
矢沢家は真田家代々の筆頭家老の家柄。現在の表門は寛政4年(1792)に再建され入母屋、瓦葺きの長屋門形式、武者窓、潜り戸付、外壁は白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押え、門扉左右に同心部屋を配置し、屋根の鬼瓦や破風には真田家と縁があるものに許される六連銭が施されています。表門は江戸時代後期の上級武家屋敷の遺構として貴重な事から昭和42年(1967)に長野市指定重要文化財に指定されています。
cosmophantom
ここ矢沢家表門をよくご存知で、驚きました。
ちょっとした隠れた名所で、地元の人間でも
「矢沢家御門」と言っても、知らない人達がいると思います。
矢沢家表門は、ご説明頂いた通りで、
門の屋根の両側の鬼瓦には、しっかり六文銭が見られ、
真田家との縁の深さを物語っています。
こちら松代町は、私が子供の頃には、
埴科郡松代町と言われ、長野市に合併してから、
こういった史跡などが綺麗に整備され、
観光でいらっしゃっても、胸を張ってご紹介出来る様になりました。
考えますと、江戸時代からの文化史跡の保存には、
結構な費用も必要になってきています。
(追伸)
リンクの件有難うございます。
また、池 千之助の記事の中で、有り難くご紹介させていただきます。
毎回、松代に深い関わりの方としての熱いコメントありがとうございました。
現実的な話になりますが、世界的に有名な京都でさえ、文化史跡の改修予算が非常に厳しいとの報道がありました。何とかならないものでしょうかね~