2021年11月4日 長野県
旧樋口家住宅 長野市文化財
長野県長野市松代町松代
江戸時代の樋口家住宅は、他の藩士たちの住宅と同様、一種の公舎でした。敷地のほぼ中央には泉水路が東西に流れ、敷地の南側は、現在は雑木林と竹林、庭園ですが、樋口家の時代は畑として使用されていました。一方、北側には主屋を中心とした建物があり、
現在は主屋、土蔵、長屋、屋敷神の祠、表門、土塀、板塀がありますが、表門については、移築されてきたものといわれています。このうち、主屋、土蔵、長屋の3棟が、長野市の文化財(建造物)に指定されており、中でも、主屋と土蔵は建築年代がわかります。
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この樋口家住宅は、町内のNPO法人が管理をしていて、
過去には、主屋で、色々なイベントが行なわれ、
結構、人の出入りが頻繁に行われていました。
コロナで、ここひっそり感がありますが、
来年頃からは活気を取り戻せる建物になって来ると思います。
庭の奥にもちょっとした竹林もあったり、
年に一度の「着物モデル」さんの撮影会なども
この樋口家住宅で行なわれています。
土蔵などでも、写真などの展示も行なわれたり、
観光客の休憩所などにもなっていて、
縁側でのんびりなさる方も見受けます。
松代観光発展のために多くの方々が活動されているのですね。
さて、全国的に例の数字が極端に減少し、自粛していた当方の知り合いから「〇〇に行って来たよ」との知らせが入るようになりました。池千之助さんのおっしゃる通り、多くの方々が旅を楽しむことが出来る日がやってくると思いますよ。