2013年11月5日 京都府
東寺
京都市南区九条町
東寺は正しくは教王護国寺といい、平安建都の際、都の南玄関、羅城門の東に作られた。後に空海が賜り、密教の根本道場(こんぽんどうじょう)とし、今に至る。
五重塔(国宝)は、京都駅前のビルの林立する中で木造建築の美を際立たせてそびえたつ。 高さ57メートルの日本最高の塔で、寛永20年(1643年)に、徳川家光が再建奉納したもの。講堂(重要文化財)にあるわが国現存最古の密教彫刻の一群や金堂(国宝)、大師堂(国宝)、蓮花門(国宝)など見所も多い。境内は史跡に指定されている。 京都市ホームページ
▲慶賀門 重要文化財
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食堂(じきどう)
食堂とは、僧が生活のなかに修行を見いだす場。かつて本尊に、ささいな声も聞き逃がさず救済してくれる千手観音菩薩がいらしたことから、観音堂とも呼ばれています。ここは、四国八十八ヶ所巡礼を再現した、お砂踏みも行われています。コトログ京都より
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講堂
室町時代建築の重要文化財建造物。天長2年(825)、真言密教の根本道場として創建されたが、文明18年(1486)に焼失したため、延徳3年(1491)再建された。内部は、弘法大師の密厳浄土の世界を立体曼荼羅によって表現している。京都観光Naviyori
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金堂
東寺(教王護国寺)にある桃山時代建築の国宝建造物。延暦15年(796)創建。文明18年(1486)焼失したため、慶長8年(1603)に豊臣秀頼が再建した。唐様、和様、天竺様の建築様式を折衷した桃山時代仏寺建築の優作。京都観光Naviyori
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五重塔
江戸時代建築の国宝建造物。高さ55mの我が国最高の五重塔で、復古的な和様建築である。創建以来しばしば焼失したが、寛永21年(1644)に徳川家光が、古製に則り再建したもの。京都観光Naviyori
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御影堂(大師堂)
創建年代は未詳、弘法大師御在世中の住房で西院(にしのいん)とも呼ばれる。天福元年(1233年)仏師康勝法眼が斎戒沐浴して、一刀三禮毎に「南無大師遍照金剛」と唱えつつ彫刻した大師像(国宝)と、南面不動堂には大師の念持仏の国宝不動明王(秘仏)が安置され、毎月21日は沢山の参拝者で賑わう。
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本坊
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灌頂院 北門
東寺(教王護国寺)にある江戸時代建築の重要文化財建造物。弘法大師が修行した唐の青龍寺にならい、密教教義上から重要な道場として、承和10年(843)頃、実恵によって建立された。灌頂道場としては最大規模のもの。内部は正堂(北部)と礼堂(南部)と、それらをつなぐ「相の間」からなり、このような形を「双堂」という。京都観光Naviyori
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▲南大門
桃山時代建築の重要文化財建造物。九条通に南面して建つ、東寺伽藍正面の門をいう。焼失したため、明治28年(1895)に平安遷都1100年記念として、三十三間堂の西門を移築したもので、慶長6年(1601)建造の八脚門。京都観光Naviyori
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