長野県の洋館②
藤屋旅館(藤屋御本陳)国登録有形文化財
長野市大字長野大門町
藤屋旅館は江戸時代の創業で、北国街道、善光寺宿御本陣としての長い歴史をもつ。現在の建物は、大正12年に行われた市区改正(大門の通りを5間から10間に拡張する工事)に伴い、大正13年に建築された。
当時としては斬新な3階建ての洋風建築で、外観は鉄筋コンクリートにタイルを貼った意匠であるが、内部は木造という構造を持っている。その特異な意匠で善光寺門前のランドマークとして親しまれている。
謎 本陣が本陳と記されているいわれ。
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藤屋旅館(藤屋御本陳)国登録有形文化財
片倉館浴場棟(重要文化財)
長野県諏訪市湖岸通り
片倉館は、諏訪湖周辺を本拠地として製糸業を営んだ片倉家が公共の福利厚生施設として建設した温泉施設で、昭和3年に竣工した。
森山松之助の設計で、浴場と会館は、急勾配の切妻屋根とタイル張の外壁とし、要所に尖塔をたてるなど変化に富んだ外観になる。
浴場の内部は、大浴室を中心にステインドグラスや彫像などで華やかに飾り、また会館の内部は150畳敷の大広間(おおひろま)を中心とした伝統的な和風のつくりとする。
片倉館の建築は、独創的な意匠をもち、内外装飾の密度も高く、近代におけるわが国建築家による洋風意匠の展開を示す建築のひとつとして重要である。また、実業家の手による最初期の公共の福利厚生施設として、高い歴史的価値を有し
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片倉館浴場棟(重要文化財)
片倉館会館棟(重要文化財)
長野県諏訪市湖岸通り
片倉館は、諏訪湖周辺を本拠地として製糸業を営んだ片倉家が公共の福利厚生施設として建設した温泉施設で、昭和3年に竣工した。
森山松之助の設計で、浴場と会館は、急勾配の切妻屋根とタイル張の外壁とし、要所に尖塔をたてるなど変化に富んだ外観になる。
片倉館の建築は、独創的な意匠をもち、内外装飾の密度も高く、近代におけるわが国建築家による洋風意匠の展開を示す建築のひとつとして重要である。また、実業家の手による最初期の公共の福利厚生施設として、高い歴史的価値を有している。
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