旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

トリロジーのSHM-CD盤

2009-03-01 20:18:43 | 歌は世につれ

この高音質盤もだいぶ前に買っていたのですが、聞く時間がなかったのと、
聞いてもその違いを判断できなかったのとで、紹介が遅れていました。
そもそも私が音楽を聞くシチュエーションは、お酒やコーヒーを飲んだりしながらの
「リラックス・タイム」(リラックスしすぎて、眠り込んでしまう時も多いけど)。
真のオーディオ・ファンのように耳クジラ立てながら聞けないし、また、聞いても
私の貧弱な聴覚ではね…

言い訳はそれくらいにして、このCDの紹介を。
プログレの雄・ELP(エマーソン、レイク&パーマー)の通算4枚目のアルバム、
1972年の作品「トリロジー」、個人的にELPの中では一番気に入っている
アルバムなんですが、内容紹介は省略、今日は音質のお話。

写真右はずいぶん前に買った廉価盤2000円。もともと録音がすぐれていたのか、
今聞いてもそこそこいい音で、当時もCDはこういうものと思って聞いていたはず。

左がK2HDコーディング(24ビット)という技術を使った高音質盤で税込2500円。
ビクターがK2スーパーコーディング(20ビット)技術をさらに発展させたもので、
私の知る限り普通のCDで再生できる高音質盤の走りではないかなと思います。
この盤を聞いて驚きました。ダイナミックレンジがとてつもなく広いのに、加えて
アナログ盤を聞いているようなやわらなかあたたかみのある音なのです。
当時、できたら他のアルバムもこの方式で再発売してくれないかと願ったものです。
たとえば、御大ロバート・フリップ自らリマスターしたものの、イマイチ音的に
納得できないキングクリムゾンの古い音源とかをね。
ただ、このK2シリーズも限定盤だったので、今はもう手に入らないかもしれません。

そして今回発売されたのが、写真手前のSHM-CD盤(税込2800円)です。
これがK2シリーズとどう違うのかを一番注目していたのですが、私の聴力では
細かいところまでは聞き比べられませんでした。結論から言うと、どちらも
高いレベルのところでそれほど差異はないので、古いCDならいざ知らず、
K2シリーズをすでにお持ちの方はあえて買い足す必要はないのでは?
ただこれも限定盤みたいなので、本当にお気に入りのものだけ購入しておいた方が…
私もあと、次回「展覧会の絵」くらい買っとこうかなと思っています。

音質についてはもうちょっと聴きこんでみます。できたら酔っぱらう前、
できるだけ早い時間帯にね。


*日中いい天気で気温も上昇。この暖かさで、一気にサクランボが満開に
  なったようです。


コメント
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