【滝雲流れる月夜~白雲岳非難小屋前から/2015.06.29撮影】
【月明かりの大雪山系~白雲岳非難小屋近くから/2015.07.10撮影】
2015年度作品集その1
真夜中トイレに行こうとテン場から小屋までやってきたら、高根ガ原に雲海が流れているのに
気がついて撮影を試みた。最初望遠レンズで撮影したあと、この写真は広角レンズに切り替えて
写している。西に大きく傾いた月を一緒に写しこもうとしたので、ちょっと無理やりな構図である。
下は別の日、いったん寝たあと起き出して、月の出ないうちの星空を狙ったつもりが、
撮影場所にたどり着く寸前に東の空から月が昇ってしまった。しかし三日月に近いような月齢で
影響が少ないのと、月明かりのおかげで山の稜線とか雪渓の様子がよくわかるので、
山岳写真としてはむしろ好ましいのかもしれない。
左端の丸みを帯びた稜線が緑岳、続いて音更山、石狩岳、ニペソツなど東大雪の山々、忠別岳、
トムラウシ、十勝連峰、さらに右奥には夕張岳まで、大雪山系の東側の峰々のほとんどが
快晴の星空のもと見渡せる。トムラウシの右上空に雲がたなびいているように見えるのは天の川。
写真が小さくてわかりづらいが、右下はテントサイトの明かりで、左側の小屋へ用を足すために
往復しているヘッドランプの明かりが帯状に写り込んでいる。
このところ姿を見かける機会が少なくなっていたカマキリです。推定せいぜい数匹程度が生き残っている
のではないかと思われます。
いるとすれば、紫の花の咲く木だろうと思って見上げたら、はたしてそこにカマキリが陣取っているのを
見つけました。写真は100ミリのマクロレンズで写したもので、遠くて小さく、わかりづらいでしょうが、
どうやら無事に成虫になっているようです。
こちらの気配に気づき、体の向きを変えてジッとこちらの様子を伺っています。この紫の花の咲く木は
花期が長く、多くの昆虫が蜜を求めて訪れるので、この木にポジションどりすることが、我が家の狭い
フィールドで生き延びるための必須条件かもしれません。
相変わらずの連日の晴天、猛暑が続いている和歌山市です。
日が翳る夕方を待って畑仕事を少し行いました。まずキュウリの枯れたツルを片付けました。
そして、ピーマンとナスビに追肥。ピーマンは変わらず絶好調、ナスビも秋茄子収穫に向けまずまず順調ながら、
どちらにもアブラムシが発生しています。ピーマンにこれだけビッシリとアブラムシがついたのは初めてでは
ないでしょうか? 少雨の影響が大きいと思われます。
それから、フダンソウ(うまい菜)がこの一週間で予想以上に大きく育っていました。これはうれしい誤算です。
害虫さえ防ぐことができたら、この暑い時期でもうまく育てられるということなのでしょう。
間引いて追肥、最終形態にしました(写真は間引き後)。
こちらはもうひとつのカゴの最終形態。上のものと比べるとやや生育不足で、育ち方もまばらです。
間引き菜がたっぷり収穫できました。今、ご先祖様が里帰りされているので、食べていただきましょう。
昨年の反省を活かし、今年の旅に備えいくつか車中泊長期旅行用のグッズを追加購入しました。
それまでに購入していた備品を含め、使用感などをまとめてレポートしておきます。車中泊長期旅行を検討
されている方々に少しでもお役に立てば幸いです。
・ハンドルテーブル
運転席が車中泊時のほぼすべて(就寝以外)の生活空間の場となる私。このテーブルは
なくてはならない必需品です。このテーブルをハンドルにセットすることで、食事、パソコン作業、
撮影機器のメンテナンス(掃除)等々、多くの作業をスムースに行えるようになりました。
この製品のメリットは、セッティングが容易なこと、シンプルで頑丈なつくりなのでラフに扱えることで、
デメリットは下からの突き上げには弱く、足(膝)が下から当たると簡単に外れてしまうことです。
なので缶ビールなどこぼれたらシャレにならない飲み物類などは極力このテーブルには乗せず、
車に最初から備わっているドリンクホルダーを使うほうが無難でしょう。あと、面積はさほど大きくないので
そのままではパソコン使用時にマウスが使えず、私は使い古しの下敷きをパソコンの下にかまして
見かけ上の面積を拡大させ、その上でマウスを操作しています。
・ポータブル電源
この製品を追加購入したことでノートパソコンのバッテリーを気にせず使えるようになり大助かりです。
パソコンの電源だけだと、夕方にメール、天気予報、(春だったら)桜の開花状況をチェックしたらすぐに
シャットダウンさせていました。電源の心配をしなくなってからは、加えてブログの更新作業なども
車内で行え、一日に何度もパソコンを立ち上げることができるようになりました。もちろん、カメラや
携帯電話のバッテリー残量もあまり気にしなくてよくなりましたから、精神的安定効果抜群です。
このバッテリーは常にシュガーライターから充電させていたので、夕方(停車時)には毎日ほぼ
フル充電状態だったと思われます。充電できない(車を動かさない)状況でどれくらいの容量があるのか?
正確には不明ながら、弘前に丸二日間滞在した際、一日につき三度パソコンを起動、使用して、
さらに加えてデジタル一眼カメラのバッテリーと携帯電話をフル充電させたところ、二日目の夕方に
使用中、バッテリーエンプティを知らせる警告音が鳴り出したので即座に使用を中止しました。
その時はパソコンを操作中で、内蔵のバッテリーを使えばまだまだ使えたものの、ほぼ用事を
し終えていたのです。ポータブル電源のバッテリー性能も徐々に劣化するでしょうが、今のところは
丸二日間ストレスなしに使用できるらしいとしておきましょう。
この電源の欠点は、重くかさばり、場所をとることです。春の旅では助手席の足元にセッティング、
運転席でほぼすべての作業をする私には近くに設置できて好都合でした。しかし山旅では
本来は登山靴置き場なのでここを使えず、置き場所に頭を悩ませることに。また、使用中
時々作動する空冷用のファンの音がけっこううるさいので、たとえば就寝中にヒーターの類を
動作させたい場合などでは、かなり耳障りかもしれません。
・寝袋(モンベル・バロウバック#2ロング)
保温性能のより高い#1にするか、それとも#2かで購入直前まで迷って追加購入したスリーピングバック。
今回のような春先の旅では#2でちょうどいいことがわかり、選択ミスではなかったようです。
これまではもう一ランク保温性能の低い#3に、同じくエクセロフト素材のインナーを追加使用して補い、
春先や秋の旅に使っていました。この方が汎用性が高く、より多くのシチュエーションに対応可能ながら、
インナーを使うとどうしても窮屈で寝心地が悪いし、二重となることで出入りも面倒なんですね。
#2を単体使用することでこれらの不満が解消されました。ただし、念のためインナーも用意していて
正解でした。途中雪が舞うような寒の戻りがあって、二日間くらいインナーを装着して使用したのです。
寒さで寝られないのは悲惨ですから、ある程度の温度変化に対応した用意も必要でしょう。
・ハクキンカイロ・ミニ
今回は使わないだろうと思いながら、一応車載しておきました。でもやはり、上記の寒の戻りの日に
二回くらい使用しました。もっと寒い時期の旅に備えての練習の意味合いもあります。
ハクキンカイロ(ミニ)を2個発熱させて、インナーブーツに潜ませて使ってみましたが、使用感としては
「ないよりはマシかな」って程度でした。これだけでは、長時間寒い車内で快適に過ごすのは難しいでしょう。
せっかく予備電源を手に入れたのですから、何か電気仕掛けのヒーターの類の追加購入を検討してみても
面白いのかもしれませんね。
以上、ほかにも何か購入したような気もしますが今回はこのあたりにしておきます。
タイトル部分をクリックすると元ネタにリンクするようにしておいたので、写真等製品を確認したい方は
ご利用ください。
猛暑日前後の厳しい暑さが続く和歌山市です。今日から暦の上では秋なので、この先も
厳しい残暑が続くということになりそうな気配、週間予報はずっと晴れマーク。
オンブバッタや芋虫の襲撃を受けたフダンソウ(うまい菜)の幼苗、一週間ぶりに寒冷紗をめくってみると
それなりに生育しているようなので、見限らず、間引いて追肥を施しました。(写真は間引き後)
芋虫の食害を受けた痕が痛々しいのですが、それにしては食べ跡が新鮮ですし、大きなフンも
見受けられます。葉に芋虫はいないようで、もしかしたらと土をほじくったらゴロンと大きな
ヨトウムシが姿を現せました。まったく油断も隙もありません。
丸まったままのを外に放り出し、カメラをとりにその場を離れたらもう姿がありません。
スタコラサッサと素早い動きで一目散に逃げ出していました。この変わり身の早さといいましょうか、
動と静を使い分けて敵の目から逃れる術を身につけているのが彼らの処世術なのでしょう。
危うくみすみす見逃してしまうところを再び捕らえ、写真撮影前に処分してしまいました。
制定作業したナスビが再稼動して葉を茂らせ始め、再び花も咲き始めました。
一見順調そうですがアブラムシが大量に発生しているようです。このところの少雨も害虫発生を
助長していると思われます。
殺虫剤(農薬)はできたら使いたくないですし、テントウムシ・カムバッ~ク!!
昨日クローズアップ撮影したラン。花が大量に咲いているのがわかるでしょうか。
和歌山市では、山沿いの一部の地域を除いて、もうずいぶん長いこと雨が降っていませんでした。
たぶん10日間くらいカンカン照りに近いような日和が続いたんじゃあないのかな。
今日も午前中は天気が良くて気温が急上昇、午後雲が多くなって、一発大きな雷が鳴り響きました。
気象情報のレーザー解析画面を見ると、和歌山県は山間部を中心に真っ赤っ赤。局地的に大雨となって
いるようで、竜巻注意情報まで発令されていました。
しばらくしてその雲の塊が海岸部まで広がって、和歌山市の市街地でも本当に久しぶりの雨降りとなったのです。
このところ降るとなったらゲリラ豪雨みたいなのがありえるから、むやみやたらに雨乞いもできないけど、
カラカラに渇いて街路樹なども気の毒でしたのでこれは慈雨、ひとまず一息つけたのではないでしょうか。
(欲を言えばもう少しまとまって降ってほしかったのですが)
我が家でも久々に夕方の水やりをせずにすみました。
写真は本文とは関係のない、今絶好調に咲いている鉢植えのランの仲間。20くらい花を
咲かせています。