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広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

初冬の雄物新橋

2019-12-01 00:22:57 | 秋田の季節・風景
河原一面のススキに夕日
秋田市新屋の雄物川放水路、雄物新橋上流右岸(勝平・船場町側)の晩秋の風景。この週末は雪がうっすら積もって初冬になったかもしれない。

この対岸、新屋栗田町側に、今年もアレが現れた。【6日追記・余談だけど、この丁字路に、クルミの実を路面に置いて車に割らせるカラスが来ていた。】

昨冬、その存在を知ったが、それ以前から冬の間だけ置かれていたという、路面凍結対策の「凍結抑制溶液自動散布装置『トケボー』」。※道路管理者は秋田県。
昨冬と変わらない設置方法(看板の上のランプが別物になった)


今春には、トケボーが秋田市中央部のとある空き地に置かれていたのを発見。
役目を終えて“オフに入った”トケボーが保管されていると考えられたが、もう1台あって、2台が並んで置かれ、その状態で夏も秋も過ぎた。
現状はどうなっているかというと、
左側がなくなっている!(パイプの台座が残る)
11月11日時点では2台並んでいたのを確認、その後、21日にはこの状態になっていた。

2台のトケボーは、ソーラーパネル上部のセンサーの向きが違っており、識別できる。昨シーズン、雄物新橋にあったのは、右側の個体だと思われる。現在、雄物新橋にあるものは、左側の個体と同じ向きだから、(雄物新橋と置き場にあるものは無関係ではないことになり)つじつまが合う。
さらに、雄物新橋には毎年この個体と決まっているわけではないことになる。右側のトケボーは、今シーズンどうなるのだろう。【追記・2020年1月10日現在、右側のトケボーはそのまま。】

※この冬が終わって、2020年春のトケボー置き場の状況



話変わって、昨年、雄物新橋から左岸河川敷伝いに雄物川河口を目指そうとしたものの、すぐに進入禁止になっていて断念した。
現在は、雄物新橋から上流側は草木が刈り払われたのに対し、下流側は手つかずのようで、状況は変わっていないと思われる。
堤防の道路から、河川敷へ下りる立派な階段の存在価値がないじゃないかと思っていたら、下り口に新たにこんなものができていた。
擬木の標柱!
先日取り上げた、秋田市の街区公園の標柱によく似ているが、色は濃く、やや大きそうで、文字は白い板にゴシック体表記。そもそも、ここは国土交通省管轄なので秋田市とは無関係だろう。

書かれている内容は、「元町親水広場」と「←900m新町後分岐/花火広場900m→」。
この階段の下が「元町親水広場」なんでしょう。水に親しめそうではないけど。
Googleで「"元町親水広場"」を検索すると、直接関係ない単なる地図上の目印として、秋田市と国税庁の資料計3件がヒットしただけ。

「花火広場」ってのは、距離からして、さかのぼって秋田大橋と羽越本線の橋の間、美大附属高等学院へ下りていく坂辺り。
また、途中に大川端帯状近隣公園からの排水路の水門があるため、河川敷伝いでは寸断されるはずだから、堤防上の公道を通れということになる。

「新町後分岐」も距離から判断。浜街道の坂を上って直進して、約900メートルの地点に、河川敷へ下りていく道があるらしい。所在地は新屋字新町後。道が分岐する場所ということか。

どれもマイナーだし、ランドマークにもならないし、行ったとしても何もないであろう場所。何のための標柱なんでしょう。
コメント
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