広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

千秋公園の桜2020

2020-04-19 12:34:07 | 秋田の季節・風景
秋田市のソメイヨシノは、観測史上2番目に早い8日に開花。
その後、気温が低めだったので満開は1週間かかって15日。それでも史上3番目に早い。1週間かかったのは、20何年ぶりとか聞いた。

新型コロナウイルス流行の中、秋田市では、太平山や新屋の地域の桜の名所のまつりは中止。
いちおう市内最大規模の「千秋公園桜まつり」は、当初は出店やステージイベントだけを中止して(宴会も禁止だったか?)、開催する予定だったが、開始直前に市内で新たな感染者が出たため、急遽完全中止となった。
出店とステージがなければ、あとはぼんぼり設置くらいのはず。今は、いったんは設置されていたぼんぼりが撤去され、ただ桜が咲いているだけ。
弘前公園のように会場を封鎖することはしないが、千秋公園レベルなら、それで充分だと思っていた。千秋公園に“花見”に訪れる人たちは、多くが花より団子だろうから。

そこへ緊急事態宣言の全国への拡大。そうなると、花だけを見に行くにしてもちょっと気が引けてしまう。
でも、徒歩圏内に住む者として、散歩や健康維持の屋外活動は許されていることにありがたく従って、雨が降り出した土曜の昼前に、二の丸と本丸をざっと見てきた。この後、午後にかけて本降り、日曜は晴天、月曜からはまた悪くなりそう。
昨2019年の千秋公園の桜。
他にもちらほら人がいたが、雨とはいえ桜の時期としてはとても少ない。広い園内だから他人と近距離で接触する機会はほぼ皆無で、健康な人が少人数で出かけ、手すりなど物に触れず、帰ったら手を洗えば、危険性はとても少ないと思う。
だからといって、みなさん出かけてくださいとは言えませんが…
以下、悪天候下、スマートフォン撮影なので、画質は良くありません。

毎年恒例のアングル2つ。
本丸の桜のトンネル

本丸から二の丸広場方向
花付きは悪くはなさそうだけど、満開には若干早い感じ。

二の丸広場で宴会をする人はいない。警備や見回りする人もいなそうだった。
二の丸広場、上が本丸・表門
売店(写真左)、秋田犬ふれあい処(写真右のコーン付近)、佐竹資料館、御隅櫓、下の市立図書館など各施設は臨時休業。

さて、上の写真の二の丸広場から表門への斜面は、これまでよりスカスカした。以前よりも斜面と表門がよく見えるようになった。
表門前へ上がると、
二の丸広場を見下ろす。真下の屋根は秋田犬ふれあい処
上からの二の丸広場の見通しもよくなった。
上の写真右手前に切り株が写っているように、木が何本か伐採された。少なくともソメイヨシノが何本かなくなっている。老木の更新目的なのか。
同時に、斜面際も
リニューアル
芝が張られ、これまでは太い擬木とたるんだ鎖だったのが更新された。ベンチは新品ではなさそうだけど、前はなかったはずで移設されたか。
遠く左端には、これまではほとんど見えなかったと思われる、太平山が見えるかもしれない。
このまま展望スペースとするのか、基金を使って新たな桜を植え直すのか。

他の桜も、もう少々紹介しておきたいです。※地理カテゴリーですが続きの記事
翌2021年の千秋公園の桜
コメント (2)
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