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彼岸の餅菓子

2021-03-28 20:36:34 | 各地お土産・食べ物
2021年春彼岸の餅菓子を3つ。
※関連記事:由利本荘市大内の丸めないおはぎ、昨秋の能代の彼岸だんご秋田県北部のしんこ餅

●道の駅二ツ井の藤里の彼岸だんご
昨秋の東能代駅前・みょうが館の団子がとてもおいしかった。
調べると、能代周辺、峰浜や二ツ井の道の駅でも、彼岸に団子を売るようなので、今回は「道の駅ふたつい」へ行ってみた。※道中記はいずれ
みょうが館はJA運営、二ツ井は道の駅直営のようだし、能代市内ながら旧二ツ井町エリアだから食文化も違うのではないかと予想して。

自動車道建設の影響もあって、新しくなった建物内には、木工品など品揃えが多い分、食品コーナーはさほど広いわけではないがいろいろあった(おにぎり・惣菜はあったが、昼前なのに弁当はなかったような?)。
隣の北秋田市が本場の「バター餅」がいつも売られていると聞いていた。彼岸は少し売り場を拡大しているらしく、昨秋鷹巣で買った、大館の「菅原餅店」のしんこもあった。
だんごは、
団子」という商品名 4個入り 税込み360円
同じ外見で3個入りと4個入りがあった。団子はこの1種類のみということか。
ラベルには販売所として道の駅の名と、「加工者」として藤里町の個人経営らしき工房の名。バター餅も作っている人のようだ。山本郡藤里町は、二ツ井の隣町、山間部へ入った白神山地のふもと。

大きさはみょうが館の団子と同じくらいだが、表面がテカテカして、さらに素朴そう。中は粒あん。
原材料は「もち米粉、うるち粉、砂糖、塩、小豆」。
団子としては素朴でおいしい。でも、こしあん派がみょうが館の彼岸だんごを知ってしまうと、あっちのほうがいい。


●イオンスーパーセンター本荘の矢島の草だんご
彼岸だからかは不明。由利本荘市のイオンスーパーセンター本荘店の、ご当地商品売り場(入ってすぐ右側)にあった。他におはぎなどはなく、本荘近隣の菓子店の商品の中に置かれていた。※おはぎ類は地元の吉野屋菓子舗と日進堂も含めて、奥の一般食品売場に陳列。
よもぎあんこ餅 190g 税込み216円
そっけない透明パック入り。旧・矢島町エリアの個人が製造者名義。餅米は由利本荘市産。

矢島といえば、「松皮餅」という、松の木の樹皮の繊維を練り込んだ大福餅が特産。←これだけ知ると、筋っぽくてマズそうに思われるかもしれないが、とても手間をかけて下処理がされているので、そんなことはなく、独特の風味があって嫌いじゃない。以前は秋田駅ビルトピコで売っていたが、今は来なくなったようだ。

よもぎあんこ餅の作者の方も、松皮餅を作ったり、由利本荘市内のタカヤナギ・グランマートでは、この方のおはぎが売られたりしているらしい。スーパーセンターでは、これ1種類しかなさそうだった。
あんこに餅が埋まる

大きめの1口大の草餅がけっこうな数入る
草の香りがほどよく、こしあんの具合も好き。
草だんごといえば、食べたことがないけど柴又帝釈天とか、静岡県三島市の福太郎だけど、コストパフォーマンス良好で手軽なこんな草だんごも負けていない。


●秋田では珍しいおはぎ
これまで取り上げたように、秋田のスーパーなどで広く売られる大手メーカー製おはぎは、岩手の千葉恵製菓や地元たけや製パン。
秋田市内のマックスバリュでこんなおはぎがあった。昨年秋もあった。
やまざき おはぎ こしあん 240kcal
仙台工場製、100円ほど。つぶあんもあり。

たけやが幅を利かせる秋田において、山崎製パンのおはぎは初めて遭遇。
しかも、他メーカーも含めて、1個単位で、袋に入って売られるおはぎというのが珍しい。だからこそ、秋田へ入りこむ余地があったのだろう。
複数個入りと比べて、1人暮らしの高齢者のおやつ、手軽なお供え(持ち運んでもゴチャゴチャになりづらそうだし、袋のままなら仏壇に供えておいても乾いたり線香臭くなったりしなそう)なんかに向いていそうだし、店も消費期限管理がしやすそう。他の店でも仕入れれば売れるのでは?
【29日補足・脱酸素剤等は入っていない。個包装なので、未開封なら品質を保ちやすいという程度。】

味も競合他社と引けを取らず、おいしかった。

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