JR東日本パスの旅。2日目最初に予定していた、諏訪大社上社参拝を、あきらめた(?)続き。
上諏訪駅前に来た。甲府へ行く指定券を取った「あずさ」は約2時間後。
空いた時間で、昨夜入らないでしまった、駅前の新しいスーパーをのぞく。全国旅行支援の共通クーポン券も使えるので、消費するために。
アーク諏訪2階から上諏訪駅舎
上諏訪駅は、諏訪湖・温泉街と反対、国道20号に面する東口(霧ヶ峰口)が正面。
その真向かいに「まるみつ百貨店」と「スワプラザ」という2つの商業施設があったが、閉店。2016年に訪問した時は、スワプラザが解体途中だった。その跡が再開発され、2019年に複合施設「アーク諏訪」ができた。
アーク諏訪
諏訪湖口への自由通路~国道の歩道橋と2階がつながっている。
時計の下には、地元SEIKOの大きなロゴ
貸館やイベントスペースからなる公共施設「駅前交流テラス すわっチャオ!!」、放送大学長野学習センターと、商業施設からなる。
商業施設はマツモトキヨシなどが入る。「霧の駅」という表示があったので、道の駅みたいなのだと思いこんで気に留めなかったが、そうでなく、霧ヶ峰高原にあった同名のドライブインにあったソフトクリーム店だそう。
核テナントはスーパーマーケット「ツルヤ 上諏訪店」。諏訪市中心部では唯一のスーパー。本社は小諸市にあり、長野県と群馬県に展開する。今回まで知らなかったが、たいへん評判の良いスーパーで、長野ならではの商品、ツルヤならではの商品があるのが理由。
店内は、広くて、白かった。
他社では、節電要請を受けて、冷蔵ケースの照明を消す店舗が多いが、ここは煌々と点灯していたのが気になった。10月末時点では、節電要請がなかったかもしれないし、LEDで消費電力は少ないのかもしれないけれど。
ちょっと高級感もあるが、価格はそうでもないと思う。
プライベートブランド商品は、CGC商品もあるが、自社ブランドもあって、地元産ヨーグルトなど安くて質が良さそう。「おやき」もあるらしいが、見逃し・買い逃してしまった。【2023年4月15日追記・「半生製法」のドライフルーツを買ったらおいしかった。長野市川中島平産白桃などもあり、手軽なお土産になる。】
お土産になる商品もそろっていて、距離的に遠い諏訪ではあまり売られていないはずの、「小布施堂」の栗菓子も。【12月31日追記・一方で、松本駅などでは売っている、もなかの皮であんずゼリーをはさんだお菓子(長野市「あんず姫」?)などは見かけなかったと思う。】
ポイントカードはなく、電子マネーは使えず(クレジットカードは使えた)、セルフレジも(フル/セミとも)なく、独自の方針があるようだが、安いだけのスーパーではなかった。
秋田市の各スーパーも悪くはないけれど、こんなスーパーが市街地にほしい。
前日訪れた岡谷市では、御幣の代わりなのか、複数色の荷造り用ビニール紐を束ねたものを、沿道に渡した紐からぶら下げていた。
アーク諏訪の前にも、それと同じ目的と思われるものが下がっていた。
「ようこそ、諏訪の国へ。」
メタリックテープと呼ぶらしいが、キラキラしたテープを、1か所から2本ずつ下げていた。色は赤のみで、岡谷であった「御柱祭」といった短冊はなし。
諏訪大社では、白じゃダメとか、色や光沢があったほうが目立っていいとかいう風習でもあるのだろうか。
とりあえず思い残すことはなくなって、上諏訪駅へ。
2016年に来た時、上諏訪駅舎の隅のほうに「JR東日本上諏訪駅カルチャー教室」という表示が出ていた。社員向けだろうか。
2022年時点でも変わらず、曜日別のラインナップも同じ。
岡谷駅、下諏訪駅と同様、新しくはない地上駅舎だが、上諏訪がいちばん大きい。
改札口の上、ではなく右上にある、フルカラー発車標。
「あずさ」に注目
E353系電車の正面のイラストと、「あずさ」は国鉄型車両の絵入りヘッドマーク(トレインマーク)の文字だ(本来はもう少し線が太くて、傾いていないが)。英語は通常の文字。
2020年9月頃から使われ、ホームの発車標も同じらしい。E257系による臨時列車のあずさでは、イラストはなく、文字は明朝体になるとのこと。
予約したあずさまでは、まだ1時間以上ある。しかも、実は上諏訪の次の茅野駅発で予約してある。※パスの4回分の無料指定枠は、他の列車で使用済み。今回乗る中で、ここがいちばん短距離なので、その指定券を別途購入した。
そこで、1本前の列車の上諏訪発に乗車変更(料金は同額)することに。えきねっとチケットレス特急券なので、待合室からスマホで手続き。
この段階では、券売機にきっぷを挿入して変更したほうが早いような気もするし、ほんとうに正しく手続きできているのか、ちょっぴり不安になった。新幹線をSuicaで乗るeチケットの時もそうだったが、列車名と席番を記した実体がないと。いずれ慣れてしまうだろうけど。【19日補足・新幹線のeチケットは、Suicaとの紐付けが必要で、乗車券込み。在来線のチケットレスは、予約するだけで成立し、紐付け不要。乗車券部分は別途必要。】
前照灯が5つ点灯するハイビーム状態
直前の予約でも、座席上のランプ(行きの乗車記)が、ちゃんと緑色に点灯していて安心した。
今回の長野県訪問も、中途半端ではあるが楽しめた。また来ます。
上諏訪から甲府まで67.8キロ・42分。甲府からJR東海エリアへ出るので、この日にJR東日本パスを使うのは、ここだけ。続く。
上諏訪駅前に来た。甲府へ行く指定券を取った「あずさ」は約2時間後。
空いた時間で、昨夜入らないでしまった、駅前の新しいスーパーをのぞく。全国旅行支援の共通クーポン券も使えるので、消費するために。
アーク諏訪2階から上諏訪駅舎
上諏訪駅は、諏訪湖・温泉街と反対、国道20号に面する東口(霧ヶ峰口)が正面。
その真向かいに「まるみつ百貨店」と「スワプラザ」という2つの商業施設があったが、閉店。2016年に訪問した時は、スワプラザが解体途中だった。その跡が再開発され、2019年に複合施設「アーク諏訪」ができた。
アーク諏訪
諏訪湖口への自由通路~国道の歩道橋と2階がつながっている。
時計の下には、地元SEIKOの大きなロゴ
貸館やイベントスペースからなる公共施設「駅前交流テラス すわっチャオ!!」、放送大学長野学習センターと、商業施設からなる。
商業施設はマツモトキヨシなどが入る。「霧の駅」という表示があったので、道の駅みたいなのだと思いこんで気に留めなかったが、そうでなく、霧ヶ峰高原にあった同名のドライブインにあったソフトクリーム店だそう。
核テナントはスーパーマーケット「ツルヤ 上諏訪店」。諏訪市中心部では唯一のスーパー。本社は小諸市にあり、長野県と群馬県に展開する。今回まで知らなかったが、たいへん評判の良いスーパーで、長野ならではの商品、ツルヤならではの商品があるのが理由。
店内は、広くて、白かった。
他社では、節電要請を受けて、冷蔵ケースの照明を消す店舗が多いが、ここは煌々と点灯していたのが気になった。10月末時点では、節電要請がなかったかもしれないし、LEDで消費電力は少ないのかもしれないけれど。
ちょっと高級感もあるが、価格はそうでもないと思う。
プライベートブランド商品は、CGC商品もあるが、自社ブランドもあって、地元産ヨーグルトなど安くて質が良さそう。「おやき」もあるらしいが、見逃し・買い逃してしまった。【2023年4月15日追記・「半生製法」のドライフルーツを買ったらおいしかった。長野市川中島平産白桃などもあり、手軽なお土産になる。】
お土産になる商品もそろっていて、距離的に遠い諏訪ではあまり売られていないはずの、「小布施堂」の栗菓子も。【12月31日追記・一方で、松本駅などでは売っている、もなかの皮であんずゼリーをはさんだお菓子(長野市「あんず姫」?)などは見かけなかったと思う。】
ポイントカードはなく、電子マネーは使えず(クレジットカードは使えた)、セルフレジも(フル/セミとも)なく、独自の方針があるようだが、安いだけのスーパーではなかった。
秋田市の各スーパーも悪くはないけれど、こんなスーパーが市街地にほしい。
前日訪れた岡谷市では、御幣の代わりなのか、複数色の荷造り用ビニール紐を束ねたものを、沿道に渡した紐からぶら下げていた。
アーク諏訪の前にも、それと同じ目的と思われるものが下がっていた。
「ようこそ、諏訪の国へ。」
メタリックテープと呼ぶらしいが、キラキラしたテープを、1か所から2本ずつ下げていた。色は赤のみで、岡谷であった「御柱祭」といった短冊はなし。
諏訪大社では、白じゃダメとか、色や光沢があったほうが目立っていいとかいう風習でもあるのだろうか。
とりあえず思い残すことはなくなって、上諏訪駅へ。
2016年に来た時、上諏訪駅舎の隅のほうに「JR東日本上諏訪駅カルチャー教室」という表示が出ていた。社員向けだろうか。
2022年時点でも変わらず、曜日別のラインナップも同じ。
岡谷駅、下諏訪駅と同様、新しくはない地上駅舎だが、上諏訪がいちばん大きい。
改札口の上、ではなく右上にある、フルカラー発車標。
「あずさ」に注目
E353系電車の正面のイラストと、「あずさ」は国鉄型車両の絵入りヘッドマーク(トレインマーク)の文字だ(本来はもう少し線が太くて、傾いていないが)。英語は通常の文字。
2020年9月頃から使われ、ホームの発車標も同じらしい。E257系による臨時列車のあずさでは、イラストはなく、文字は明朝体になるとのこと。
予約したあずさまでは、まだ1時間以上ある。しかも、実は上諏訪の次の茅野駅発で予約してある。※パスの4回分の無料指定枠は、他の列車で使用済み。今回乗る中で、ここがいちばん短距離なので、その指定券を別途購入した。
そこで、1本前の列車の上諏訪発に乗車変更(料金は同額)することに。えきねっとチケットレス特急券なので、待合室からスマホで手続き。
この段階では、券売機にきっぷを挿入して変更したほうが早いような気もするし、ほんとうに正しく手続きできているのか、ちょっぴり不安になった。新幹線をSuicaで乗るeチケットの時もそうだったが、列車名と席番を記した実体がないと。いずれ慣れてしまうだろうけど。【19日補足・新幹線のeチケットは、Suicaとの紐付けが必要で、乗車券込み。在来線のチケットレスは、予約するだけで成立し、紐付け不要。乗車券部分は別途必要。】
前照灯が5つ点灯するハイビーム状態
直前の予約でも、座席上のランプ(行きの乗車記)が、ちゃんと緑色に点灯していて安心した。
今回の長野県訪問も、中途半端ではあるが楽しめた。また来ます。
上諏訪から甲府まで67.8キロ・42分。甲府からJR東海エリアへ出るので、この日にJR東日本パスを使うのは、ここだけ。続く。
このシリーズが楽しみです。
信州は観光には良いのですがビジネスが絡むと結構大変というイメージ。
向こうの人は論理と談義で来ますからね。
江戸っ子のような水に流すというより結構ねちっこく来ます。
甲府とはまた違ったやりにくさです。
それも長野市圏より松本市圏がきついですね。
松本は言葉がきれいなので論理的にやられるとことさら冷たく感じます。
飯田市はまた違った雰囲気で中京圏に近いです。
リニアが開通すると長野、松本より発展する余地がありそうです。(3つの都市圏では飯田市が一番好きかな)
飯山・野沢とか渋温泉とか、長野の田舎のほうも惹かれますが、都市部にも魅力が多いと思います。旅人としては。
松本は古くから首都圏との行き来が活発だったでしょうし、城下町ということなども関係するのでしょうか。
リニア中央新幹線ができると、たしかに大逆転するかもしれません。新宿~松本方面の中央本線は整備新幹線計画もないようで、あずさは永遠の在来線特急になるのかも。どれほど利用されるか分からない奥羽・羽越新幹線などよりも、採算は取れそうなものですが…