🌸歴史認識(3)
⛳安倍晋三自民参考人が安全保障関連法案を「違憲」と指摘する事態語る
☆集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連案閣議決定され
*衆院に設置された平和安全法制特別委員会で審議が行われた
*衆院憲法審査会では、自民党が推薦した参考人の長谷部早大教授
*関連法を「憲法違反」「法的安定性を大きく揺るがす」と指摘し
*民主党など野党を勢いづかせた
☆自民党の参考人から「憲法違反」と言われたら、根本が崩れちゃう
*それまで私に押され気味だった野党
*あの発言で一気に元気づいてしまった
*あの発言で一気に元気づいてしまった
☆長谷部氏を参考人として呼んだのは
*衆院憲法審査会の船田元・自民党筆頭理事でした
*特段の狙いがあっての人選でもなかったようですが
*党内からはいくら何でも緊張感が足りないとの声が出た
☆安全保障関連法、20~30年に一度の重要法案
☆安全保障関連法、20~30年に一度の重要法案
*憲法解釈を変えて合憲だと位置づけるという離れ業の論理を構築して
*政府あげて法案をつくり、審議までこぎ着けていた
*参考人が安全保障関連法案についてどういう考えを持っているか
*事前に確かめておいてほしかった
*通常国会で成立させるならば、会期を大幅に延長せざるを得ない
*通常国会で成立させるならば、会期を大幅に延長せざるを得ない
*過去最長の95日間の延長を決めた
☆野党が反発しても十分な審議時間を取れるだろうと思った
*実際は参院でもぎりぎりで、冷や汗をかいた
☆以前制定されたPKO協力法にも不備があった
*自衛隊員の近くにいる医療徒事者や避難民
*実際は参院でもぎりぎりで、冷や汗をかいた
☆以前制定されたPKO協力法にも不備があった
*自衛隊員の近くにいる医療徒事者や避難民
*武装集に攻撃され、助を求めても、自衛官は救助に当たれない
*自衛隊は、正当防衛目的の武器使用しか認められていない
*「駆けつけ警護」は、憲法が禁じる「武力の行使」に当たる理由で
☆PKO法で武器を使って守ることができる対象は、
☆PKO法で武器を使って守ることができる対象は、
*自分や一緒に活動している自衛隊員だけだった
☆安全保障関連法の成立で
*遠隔地にいる民間人や他国部隊を助ける
*「駆けつけ警護」ができるようになった
*駆けつけ警護を認めて、ようやく常識に沿うような形になった
☆安全保障関連法は衆院を通過し参院で成立した
*衆院通過直後の読売新聞の世論調査
*内閣支持率は6ポイント下落し、43%
*第2次内閣発足後、最低の数字だった
☆内閣支持率の低下は承知の上での法案成立でした
☆「打倒安倍内閣」の運動を展開しているマスコミもありました
*こういう時は、我々は選挙で勝利しているのだから
*こういう時は、我々は選挙で勝利しているのだから
*確固たる決意でやっていくという意識を持つしかない
*集団的自衛権の限定行使は正しいと信じていたし
*選挙でも約束していますから、動じる必要はないのです
☆特定秘密保護法を成立させた時も
*一時的に支持率は下がったけれどもすぐに戻りました
⛳安倍晋三日本人の国民性と「ヤジ」の真相語る
☆日本人は、現状変更が嫌いなところなのです
☆安全保障関連法ができる時に
*今の平和を壊すな、と反対していても
*成立後はその現状を受け入れるのです
☆安全保障関連法成立後、しばらくたって
*「廃止した方が良いか」と世論調査で聞くと、廃止派は少数になる
☆国会で、安倍さんは繰り返しヤジを飛ばしていました
☆国会で、安倍さんは繰り返しヤジを飛ばしていました
*野党議員に「早く質問しろよ」と述べ、陳謝に追い込まれました
☆安全保障関連法の審議で
*野党は中谷元・防衛相に質問を集中させる戦術を採った
*中谷さんはものすごく頑張ってくれたのだけれど
*憲法で定められている武力行使と
*自衛隊法やPKO協力法にある武器使用の違いなどを聞かれて
*苦労していたこともありました
*中谷さんを集中的に攻める野党に、私はイライラしてしまった
☆ヤジは不規則発言であり、言葉が過ぎたのは認めます
*しかし、野党のヤジも酷いものでした
☆与野党のやり取りが荒くなったのは小選挙区制導入の影響です
☆与野党のやり取りが荒くなったのは小選挙区制導入の影響です
*自民党の候補者同士が戦う中選挙区制と違い
*選挙では、自民党と野党が一対一でぶつかりますから
*国会での対立も激しくなりやすい
*だから私も常にファイティングポーズを取っていた
⛳安倍晋三内閣支持率回復を語る
☆衆院選で大勝し無投票で自民党総裁が決まった事に関して
☆総裁選で選挙になれば、
⛳安倍晋三内閣支持率回復を語る
☆衆院選で大勝し無投票で自民党総裁が決まった事に関して
☆総裁選で選挙になれば、
*余分なエネルギーを使うことになるから無投票は助かる
☆日本の首相は、国政選挙に加えて定期的な党首選があり
☆日本の首相は、国政選挙に加えて定期的な党首選があり
*審判の機会にしょっちゅうさらされている
*国政選挙と関係なく自民党の総裁を決めるという
*派閥の論理が残ってしまっている
*この仕組みを改めないと
*選挙で国民に約束したことを内閣は実行できなくなる
*政治の不安定化という問題はずっとついて回る
☆安全保障関連法成立後
*国内総生産600兆円の達成や、新たな看板政策として
*「1億総活躍社会」の実現を掲げ内閣を改造した
☆安全保障関連法で支持率が低下することは分かっていたから
☆安全保障関連法で支持率が低下することは分かっていたから
*すぐに局面の転換を図ろうという意味で
☆1億総活躍、女性活躍を大きな柱に据えて
*人口減少社会でも経済を成長させるぞと掲げました
☆自民党は、日米安全保障条約の改定に力を入れた岸信介内閣が終わり
*池田勇人内閣ができて、池田は所得倍増を掲げた
*岸、池田内閣がやったことを
*1内閣でやっちゃおうと考えた
*政策を詰めたのは今井秘書官です
☆安倍政権は、政権運営のシンボルになる言葉が多かったですね
*国民的な理解を得ていく上でも、内閣支持率が下落した際
*国民的な理解を得ていく上でも、内閣支持率が下落した際
*党内を落ち着かせる意味で象徴的なメッセージは大切です
☆言葉だけではダメで、実際に雇用環境を改善しないといけない
*65歳以上の就業者数は上昇したし
*女性の就業者数も第2次内閣発足後、増え続けた
*スローガンだけでなく結果を出している
*スローガンだけでなく結果を出している
⛳安倍晋三裏切られた慰安婦合意を語る
☆日韓両国の長年の懸案である慰安婦問題が動いた
*日韓外相の会談で、慰安婦問題を
*「最終的かつ不可逆的に解決」することで合意した
☆日本政府は、元慰安婦支援のため
*韓国政府が設置する財団に10億円を基金として拠出することを決めた
☆安倍さん自身、慰安婦問題に終止符が打てると考えていましたか?
*合意を結ぶことに当初、私は慎重だった
*合意を結ぶことに当初、私は慎重だった
*彼らはこれまでも約束を守ってこなかったから
*国際社会で互いに非難、批判することは控える、
*国際社会を証人にすると言う事で合意した
☆私の謝罪をみんなすっかり忘れてしまったようですが
*朴僅恵韓国大統領に電話し解決しました
*私は、強制連行を認めているわけではないが
*私は、強制連行を認めているわけではないが
*私も含めて、今後の日本の首相は
*慰安婦問題の「い」の字も言わなくて済む合意というつもりでした
*合意は、谷内国家安全保障局長と、李大統領府秘書室長がまとめた
*合意は、谷内国家安全保障局長と、李大統領府秘書室長がまとめた
☆過去に首脳間で未来志向の日韓関係を何度約束しても
*韓国は政権が代わるたびに反故にしてきた
*韓国の政権が代われば、どうなるかという不安はありました
☆韓国が態度を変えたら
*こちらが確固たる意志を持って相手にしないと考えていました
☆約束を守るかどうか試されたのは
☆約束を守るかどうか試されたのは
*先方が、 ソウルの日本大使館前の慰安婦を象徴する少女像
*撤去するかどうかでした
☆李は谷内さんに「信じてくれ、男と男の約束だ」と言ったそうです
*私は谷内さんに「そんな言葉、李が失脚したら終わり」と押し返した
*谷内さんは、国際社会を証人にする合意を盛り込むことにした
*それならば呑むかと判断したのですが
*半分ぐらいは疑っていました
⛳安倍晋三朴大統領に関して語る
☆朴とは慰安婦合意を結ぶまでに、何度かやり合う
☆朴とは慰安婦合意を結ぶまでに、何度かやり合う
☆政治家として、彼女にとり慰安婦合意はきっかったと思う
*父親の朴正熙は日本の陸軍士官学校を卒業しているし
*大統領時代には日韓基本条約を批准し
*国交を正常化したわけですよね
☆彼女は、親日派じゃないかと韓国内で疑われていた
*彼女は、親父さんの時代を通して
*慰安婦問題の実態を知っているのだと私は感じました
*だから解決しないといけないと彼女は思ったんじゃないかな
☆彼女は何となく薄幸な感じがする
☆彼女は何となく薄幸な感じがする
*国際会議で、みんなテーブルにつく前に
*握手して回ったり酌をしたりする
☆彼女はほとんどしないで
*座ったまま、私に話しかけないでねとの雰囲気を出していた
☆父母を殺されたという生い立ちがそうさせていたのかも
☆慰安婦合意は、結局韓国側が反故にした
☆慰安婦合意は、結局韓国側が反故にした
*失敗ということになった
☆しかし、日本は外交上優位になったのは事実です
*国際社会に向かって一度合意したことで
*私は先方と会うごとに
*「君たち、ちゃんとやれよ」と言える立場になった
(敬称略)
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』
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安保関連法案「違憲」発言・政権支持率・慰安婦合意
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