慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

あとがきユーディストピアにようこそ(最終回)

2024年03月29日 | 社会
🌸あとがき

 ☆ユーディストピアにようこそ(最終回
 ☆読者の感想ー結構難解な本でした
 
 ☆社会がよりゆたかで、より平和で、よリリベラルになれば
 *わたしたちの生活レベルは全体として向上する
 *しかし、さまざまなやっかいな問題を引き起こすことは
 *多くの知識人が気づいている
 ☆問題は、「だったらどうすればいいのか」の解がないことだ

⛳リベラリズムは、主に3つの政治勢力から、批判・攻撃されている
 ①リバタリアン(自由を至上のものとする)
 *国家の統治や規制を最小化(解体し)
 *個人の自由を極限まで拡大することを求めている
 *「グローバル資本主義」と呼ばれる
 *もっとも先鋭的な政治勢力は、
 *暗号技術とブロックチェーンによって、国家や法が恣意的に
 *介入できない自由な世界を創造しようとする
 *「クリプトアナキズム(暗号無政府主義)」だ
 ➁コミュニタリアン「共同体主義」
 *人間は社会的な生き物であり、共同体から切り離されて
 *生きていくことはできないと主張する
 *イエや教会、ムラ、会社のような共同体をリベラルが破壊したとして
 *「古きよき時代を取り戻せ」と叫んでいる
 *アメリカのトランプ支持者、イギリスのEU離脱派から
 *日本の右翼・保守派まで、世界中で拡大している
 ③エガリタリアン(社会的・政治的平等を意味する)
 *マジョリティとマイノリティの構造的差別の解消を求める
 *一人ひとりのアイデンティティを重視する、エガリタリアン
 *日本ではリベラルと混同される
 ☆エガリタリアンは、差別に対する、リベラルの不徹底を批判・攻撃する
 *キャンセルカルチャーの主体だ
 *ベラリズムの脅威になるのは、言論・表現の自由よりも
 *「社会正義」を優先するからだ
 *エガリタリアンによるキャンセルカルチャーが近年注目されている
 * 異形のものと化してリベラリズムを侵食・攻撃しはじめた

⛳あなたが生きているリベラルな社会
 ☆人類史的にはとてつもなく恵まれている
 *リバタリアンが掲げる「自由」にも
 *コミュニタリアンが求める「共同体」にも
 *エガリタリアンの「社会正義」にも各々大義がある
 ☆誰もが不満を抱えつつも
 *ほどほどのところで妥協するしかなく、これが「寛容」と「中庸」だ
 ☆なたが先進国に生まれたのならとてつもなく恵まれている
 *実現不可能な理想を振りかざしていたずらに
 *社会を混乱させるのではなく、 いまの自分に満足し
 *小さな改善を積み重ねていきなさいという提言だ

⛳リベラルな社会では、異なる正義に優劣は原理的にできない
 ☆保守派が、「リベラリズム」の論理で左派に対抗しているのだ
 ☆どうやってその地獄から抜け出すのかという問いへの答え
 *即ち「どうすれば地獄から天国に行けるのか」という宗教的な問い
 ☆筆者の答えは、「天国はすでにここにある」になる
 ☆地雷を踏むことなく、平穏な人生を歩む一助として役立ててほしい
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界はなぜ地獄になるのか』


(『世界はなぜ地獄になるのか』記事より画像引用)

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