慶喜

心意気
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「少産少死戦略」「脳の発達」「命の大切さ」「愛情」

2024年03月29日 | 生命科学
🌸なぜ死にたくないのか4

⛳少産少死戦略、より大きく、長寿で、複雑に
 ☆少産少死戦略にはまだまだ先がある
 *線虫のような小型の多細胞生物が増えてくると
 *次に線虫を餌にするようなもっと大きくその分成長が遅く
 *長生きする生物(昆虫やミミズなど)が現れた
 *それらを餌にする大型の生物(爬虫類、ほ乳類、鳥類など)現れた
 *その延長線上に私たち人間がいます
 *どんどん体は大きくなり、その分成長が遅く、寿命が長くなった
 ☆目や鼻や耳といった感覚器も鋭くなる
 *感覚器からの情報を適切に処理して行動に移すために
 *脳を発達させた生物もいる(脳は、情報処理器官)
 ☆人間の脳の神経細胞
 *赤ちゃんとして生まれたときにすべてそろっている
 *言語を理解したり、論理的思考が発達するには十数年の学習が必要
 *高度な知性は寿命の長い少産少死の戦略
 *極めた生物にしか持ちえない能力
 *この能力で、まだ起きていない危険を察知したり
 *他の個体と情報をやり取りしたりしている
 *ますます死ににくくなることができる
 ☆少産少死の戦略には様々な段階があります
 *人間はそのなかでも最も長く生きで死ににくい部類の生物です
 *少産少死の戦略を極めた生物のひとつ

少産少死の戦略では命が大切になる
 ☆長生きになるのは、少産少死の戦略をとる生物の宿命
 *多量多死の生物にはできない特殊能力
 *他の生物を食べるための成長に時間がかかる
 *その分、成長するために多くの栄養が必要になる
 *成体になるのに大きなコストがかかる
 *そのために成体は長生きになり
 *何度も生殖ができるようにすることが必要
 ☆人間とサルを比べるとわかる
 ①サルは本の上で暮らしている人間より小型の生物
 *その分成長は速く、チンパンジーなどでは約8年で成体になる
 *飼育下でも30年くらいで死んでしまう
 ➁人間は成体になり生殖可能になるまでに10数年かかる
 *この間は生殖できませんので、増えることに貢献しない期間
 *その分、成体になってからの存命期間は長く
 *50年くらい生殖可能で、現代では80年くらいまで生きられる
 ☆人間は、成長が遅い分、成長してから長く生きる必要がある
 *自分や子孫の命を大事にすることが増えるために有利になる
 *少産少死戦略を極めていくと、命が大切だという価値観
 *持つことがどんどん有利になる
 *現在の私たち命を大切にする価値観を持っているのは
 *少産少死戦略を採用し、それを極めてきたからだ

少産少死の戦略では愛情が生まれる
 ☆少産少死の戦略では、死なないことが有利になる
 *子どもを死なないようにする子育が有利になる
 ☆実際に子育てする生物
 *ほ乳類、鳥類などある程度大型で、寿命の長い生物に多く見られる
 ☆私たち人間が子育てに熱心で、愛情深いように見えるのは
 *少産少死戦略の結果だ
 *子に対する愛情も、もちろん異性に対する愛情も
 *より増えやすいものが選ばれてきた結果です
 ☆私たちは増えるものの末裔です
 *私たちに受け継がれている性質は
 *身体的な特徴も精神的な特徴も、増えることに貢献しています
 *増えることに貢献する性質は受け継がれ、定着するようになる
 ☆「親子の愛は素晴らしいものだ」「命は大切なものだ」とする考え
 *より命を大事にして死なないようにし
 *子どもを大事にして死なないようにし
 *私たち人間が増えることに貢献します
 *私たちはその様な倫理観を持っている
 ☆「命は粗末に扱ってもいい、子どもは育てる必要がない」の考え
 *持っている人が仮にいたとする
 *そういう人はもちろん自分の命も大事に思っていないので
 *子どもを残す前に死んでしまう可能性が高い
 *その考えも次世代に引き継がれず、いなかったのと同じになる
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『増えるものたちの進化生物』






「少産少死戦略」「脳の発達」「命の大切さ」「愛情」
(ネットより画像引用)

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