慶喜

心意気
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「北一輝」「昭和維新断行・尊皇討奸」「統制派」

2024年03月12日 | 歴史
🌸北一輝、2・26事件に影響を与えた

北一輝、青年将校たちに多大な影響を与える
 ☆青年将校らが1、500人近い兵を率いて
 *内閣総理大臣をはじめとした重臣らを襲う
 *首都中枢部を4日間占拠した
 *首都・東京に戒厳令が敷かれた「二・二六事件」
 ☆彼らが掲げた「昭和維新断行・尊皇討奸」の言葉
 *天皇による政治を実現するため
 *悪政を続ける政治家を討ち
 *世の中を変えなければならないという信念を表したもの
 ☆北一輝は、彼らに多大な影響を与えていた人物
 *北は、首謀者の一人として事件の翌年に死刑になった
 *彼は、実質的に関与したわけではなく
 *先走る将校らを「時期早尚だ」と諌めたりもしている
 *彼が、極刑を下されたのにはそれ相応の黒い背景があった

⛳北は、資金を得て暗躍した
 ☆北は、新潟の名家で生まれた思想家であり革命家である
 *北は、頭脳はすこぶる明晰だった
 *北は『日本改造法案大綱』を書き上げている
 ☆「日本改造法案大綱』
 *華族制の廃止や男子普通選挙の実施から
 *日本の領土間題まで触れた具体的な国家改造プログラムだった
 ☆この頃から北の黒い人脈が築かれていく
 *北は事件屋・恐喝屋の様相を帯び始めたのだ
 *北は、集まってくるさまざまな情報をネタに
 *いくつもの事件を引き起こしては逮捕された
 *怪文書をばら撒いて銀行を恐喝したり
 *生命保険会社に嫌がらせをしたりもしている
 ☆北に一目置いた三井財閥
 *三井財閥は、彼に年額2万円(現在の1億円相当)の資金提供をした
 *社会運動家や青年将校らの動きを報告させていた
 ☆北は、その資金で政治活動を行っていた
 *「日本改造法案大綱』では財閥を批判しながら
 *裏ではその財閥から資金提供を受けていた

⛳北は、重要な機密を握ったまま死ぬ
 ☆北自身の事件への関与は薄かったが、軍の上層部は懸念していた
 *事件屋として暗躍した彼が軍の内部を知りすぎている

 ☆軍法会議では青年将校に次々と有罪判決が下されている
 *北と彼の右腕西田税は、不起訴か執行猶予付き刑が検討された
 ☆陸軍幹部「両人は証拠の有無にかかわらず黒幕である」と
 *極刑の判決を示唆すると状況は一変した
 ☆公判が非公開のうえに異例の早さで処刑が決行されたのも
 *何を言われるかわからないと考えた軍側の恐れの表れだろう
 ☆二・二六事件は日本に大きな影響を及ぼした
 *事件によって日本陸軍にあった二大派閥のうち
 *財閥やエリートが率いる「統制派」が実権を握る
 *北の影響を受けた庶民中心の「皇道派」は排除される
 ☆統制派の軍人たちは広田弘毅内閣を成立させ
 *軍部大臣現役武官制を復活させた
 *軍が政治を直接動かす仕組みをつくり上げた
 ☆5・15事件によって日本の政党政治が終わり
 *2・26事件によって新たに軍が政治を掌握する体制が完成した
 *2・26事件で、日本が一気に軍国主義へと傾斜していく
                       (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『日本史の黒幕』





「北一輝」「昭和維新断行・尊皇討奸」「統制派」
(『日本史の黒幕』記事他より画像引用)

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