🌸北一輝、2・26事件に影響を与えた
⛳北一輝、青年将校たちに多大な影響を与える
☆青年将校らが1、500人近い兵を率いて
*内閣総理大臣をはじめとした重臣らを襲う
*首都中枢部を4日間占拠した
*首都・東京に戒厳令が敷かれた「二・二六事件」
☆彼らが掲げた「昭和維新断行・尊皇討奸」の言葉
*首都・東京に戒厳令が敷かれた「二・二六事件」
☆彼らが掲げた「昭和維新断行・尊皇討奸」の言葉
*天皇による政治を実現するため
*悪政を続ける政治家を討ち
*世の中を変えなければならないという信念を表したもの
☆北一輝は、彼らに多大な影響を与えていた人物
*北は、首謀者の一人として事件の翌年に死刑になった
☆北一輝は、彼らに多大な影響を与えていた人物
*北は、首謀者の一人として事件の翌年に死刑になった
*彼は、実質的に関与したわけではなく
*先走る将校らを「時期早尚だ」と諌めたりもしている
*彼が、極刑を下されたのにはそれ相応の黒い背景があった
⛳北は、資金を得て暗躍した
☆北は、新潟の名家で生まれた思想家であり革命家である
*北は、頭脳はすこぶる明晰だった
*北は『日本改造法案大綱』を書き上げている
☆「日本改造法案大綱』
*北は、頭脳はすこぶる明晰だった
*北は『日本改造法案大綱』を書き上げている
☆「日本改造法案大綱』
*華族制の廃止や男子普通選挙の実施から
*日本の領土間題まで触れた具体的な国家改造プログラムだった
☆この頃から北の黒い人脈が築かれていく
☆この頃から北の黒い人脈が築かれていく
*北は事件屋・恐喝屋の様相を帯び始めたのだ
*北は、集まってくるさまざまな情報をネタに
*北は、集まってくるさまざまな情報をネタに
*いくつもの事件を引き起こしては逮捕された
*怪文書をばら撒いて銀行を恐喝したり
*怪文書をばら撒いて銀行を恐喝したり
*生命保険会社に嫌がらせをしたりもしている
☆北に一目置いた三井財閥
☆北に一目置いた三井財閥
*三井財閥は、彼に年額2万円(現在の1億円相当)の資金提供をした
*社会運動家や青年将校らの動きを報告させていた
☆北は、その資金で政治活動を行っていた
☆北は、その資金で政治活動を行っていた
*「日本改造法案大綱』では財閥を批判しながら
*裏ではその財閥から資金提供を受けていた
⛳北は、重要な機密を握ったまま死ぬ
☆北自身の事件への関与は薄かったが、軍の上層部は懸念していた
*事件屋として暗躍した彼が軍の内部を知りすぎている
☆軍法会議では青年将校に次々と有罪判決が下されている
*北と彼の右腕西田税は、不起訴か執行猶予付き刑が検討された
☆陸軍幹部「両人は証拠の有無にかかわらず黒幕である」と
*事件屋として暗躍した彼が軍の内部を知りすぎている
☆軍法会議では青年将校に次々と有罪判決が下されている
*北と彼の右腕西田税は、不起訴か執行猶予付き刑が検討された
☆陸軍幹部「両人は証拠の有無にかかわらず黒幕である」と
*極刑の判決を示唆すると状況は一変した
☆公判が非公開のうえに異例の早さで処刑が決行されたのも
☆公判が非公開のうえに異例の早さで処刑が決行されたのも
*何を言われるかわからないと考えた軍側の恐れの表れだろう
☆二・二六事件は日本に大きな影響を及ぼした
*事件によって日本陸軍にあった二大派閥のうち
*財閥やエリートが率いる「統制派」が実権を握る
*北の影響を受けた庶民中心の「皇道派」は排除される
☆統制派の軍人たちは広田弘毅内閣を成立させ
☆統制派の軍人たちは広田弘毅内閣を成立させ
*軍部大臣現役武官制を復活させた
*軍が政治を直接動かす仕組みをつくり上げた
☆5・15事件によって日本の政党政治が終わり
☆5・15事件によって日本の政党政治が終わり
*2・26事件によって新たに軍が政治を掌握する体制が完成した
*2・26事件で、日本が一気に軍国主義へと傾斜していく
*2・26事件で、日本が一気に軍国主義へと傾斜していく
(敬称略)
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⛳出典、『日本史の黒幕』
「北一輝」「昭和維新断行・尊皇討奸」「統制派」
(『日本史の黒幕』記事他より画像引用)
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