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アメリカ、超金融緩和の転換点

2022年02月14日 | 経済
🌸アメリカ、超金融緩和の転換点

 ☆米中央銀行の米連邦準備理事会(FRB)
 *金融政策の転換点となる「テーパリング」を始めた
 ☆日本語で「量的緩和の縮小」と説明されるテーパリング

FRBの使命
 ☆雇用の最大化と物価の安定
 *FRBは金利を上げ下げしたり、マネーの供給量を調節したりする
 *雇用の最大化と物価の安定という使命の達成を目指す
 ☆FRBの金融政策の方針を決定する会合(FOMC)
 ☆米連邦公開市場委員会(FOMC)
 *景気が悪くなると「金融緩和」というアクセルを踏む
 *景気が過熱すれば「金融引き締め」というブレーキを踏む

コロナ危機で、FRBが果たした事
 ☆新型コロナウイルスの感染拡大で、米国でも失業者が急増、株価も暴落
 ☆FRBは経済を支えるため、金融緩和というアクセル2段階踏んだ
 *最初のアクセルは「金利の引き下げ」金利を「ゼロ」へ
 (政策金利を1.75%から0%へ引き下げた)
 *次にマネーの供給を増やした
 ☆FRBはマネー供給量を増やす「量的緩和」手段をとった
 *金融機関が保有する国債や住宅ローン担保証券を購入
 *流通するマネーを増やす
 (20年3月から2カ月間で2兆ドルの資産を増やした)
 (その後、月1200億ドルのペースで国債やMBSを買い入れる)
 ☆強力な金融緩和や経済対策の効果もあり
 *2020年半ばから経済は回復に向かった

金融も非常事態から平時へ
 ☆第1段階が「テーパリング」
 *FRBは資産購入額を徐々に減らす
 *毎月、資産購入の月額を150億ドルずつ減らす計画決めた
 ☆ジャブジャブの金融緩和は継続
 *テーパリングを終えても、資産残高は減らさないように調整する
 *世の中にマネーがジャブジャブである状態は変わらず
 *緩和的な状態は維持される
 ☆テーパリングが終わるまで、政策金利も0%が続く公算だった
 ☆テーパリングは「金融引き締め」というほどブレーキでない
 *強く踏んでいたアクセルを少しずつ弱めていく状況

⛳テーパリングで過去に波乱が
 ☆FRB、2013年、テーパリングを示唆したことで
 *長期金利が急上昇して株価が急落した苦い経験がある
 *21年、FRBは市場に波乱を呼ばぬよう
 *年明けから慎重に地ならししてきた
 *テーパリングの可能性を時間をかけて少しずつ織り込ませてきた
 ☆市場はテーパリング開始を織り込み済み
 *今回、テーパリング開始が決まっても
 *市場に波乱が起きる可能性は低そうだ

次の焦点は利上げ時期とペース
 ☆次の焦点は利上げだ(いつ、どのようなペースで進むのか)
 ☆数カ月で市場の政策金利予想は大きく変わった。
 *21年春以降、物価が想定以上に上昇
 *その状態が長引いているので、パウエル議長らは金利上昇を示唆した

金利引き上げ新興国経済のリスクにも影響する
 ☆米国の金利上昇
 *ドル建てで借金を増やしてきた新興国の財政や経済にも影響する
 ☆米国など各国の中央銀行
 *2008年のリーマン・ショック以降
 *市中に大量のマネーを供給して景気を下支えし続けてきた
 ☆金融政策が転換点に差し掛かるなか
 ☆市場の中期的な不透明感はくすぶり続ける
                        (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本経済新聞』










アメリカ、超金融緩和の転換点
『日本経済新聞』記事より画像引用)

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