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『変性・劣化するタンパク質』『アミロイド』『AGE』『オートフアジー』

2024年08月13日 | 生命科学
🌸変性・劣化するタンパク質

 ☆私たちの生命活動
 *遺伝情報に沿って作られるタンパク質を基に成り立っている
 ☆老化で、タンパク質の質や量を制御する仕組みに障害が出ると
 *機能が低下・喪失、変化して異常なタンパク質が増えそれが蓄積し
 *アルツハイマー病などの疾患が増えてくる
 ☆タンパク質を構成しているのはアミノ酸
 *幾重にも折りたたまれて、立体構造を取ることで機能する
 *正しく折りたたまれないために生じる疾患
 *タンパク質ミスフォールデイング病と呼ばれる

異常タンパク質が原因のアルツハイマー病
 ☆アルツハイマー病
 *アミロイドβの異常タンパク質が原因とされている
 ☆アミロイドとは
 *タンパク質の形や性質が変わった
 *水や血液に溶けにくくなった線維状の異常タンパク質の一群
 *アミロイド沈着によって起きる疾患をアミロイドーシスという
 ☆パーキンソン病
 *アミロイド化したαシヌクレインの神経細胞内での凝集が原因
 ☆国の指定難病である「老人性全身性アミロイドーシス」
 *野生型TTR由来のアミロイドの蓄積が病因である
 ☆アミロイドーシスは、高齢者に多い
 *老化に伴って血管、神経、心臓内膜などの組織が傷んできて
 *異常タンパク質がくつつきやすい場が提供される為

「さび」と「焦げ」が影響
 ☆タンパク質の変性・劣化の原因
 *活性酸素とタンパク質への糖の結合で生じるAGEの影響が大
 *活性酸素は、酸化障害「さび」として、タンパク質にダメージを与える
 *肌のしみ。しわなどの老化現象にも活性酸素が関与している
 ☆糖化は「焦げ」と表現される
 *食品の加熱調理でタンパク質と糖が結合するとメイラード反応が起きる
 *ホットケーキの″こんがリキツネ色″に象徴される現象だ
 *私たちも体温で糖化が生じることから、焦げにたとえられる
 ☆糖化反応で最終的に生成されるのがAGEsである
 *AGEは、動脈硬化や糖尿病、悪性腫瘍、アルツハイマー病など
 *生活習慣病や加齢に伴う疾患を引き起こす慢性炎症の要因である
 ☆皮膚のコラーゲン(タンパク質)の糖化で
 *肌の「くすみ」や弾力性の低下につながる
 *骨基質のコラーゲンの中にAGEが増えると、骨がもろくなる

⛳老化で「代謝回転」低下
 ☆アミロイドとは、体内に蓄積したタンパク質のゴミのかたまり
 *生体がタンパク質の品質管理ができなくなった状態が
 *アミロイドーシスである
 ☆品質管理は、恒常性の維持だ
 *不要の傷ついたり、変性したタンパク質をアミノ酸に分解し
 *タンパク質に再合成する「代謝回転」が担っている
 ☆アルツハイマー病、パーキンソン病
 ①ユビキチンを活性化する酵素の遺伝子異常が原因の一つ
 *プロテアソームの活性は老化動物では低下し
 *タンパク質の代謝回転も遅くなっている。
 ➁オートフアジー(自食作用)の低下
 *細胞自らが、細胞内のタンパク質や小器官を分解して
 *栄養として再利用する仕組みで、タンパク質の新陳代謝も担っている
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『老化と寿命の謎』




『変性・劣化するタンパク質』『アミロイド』『AGE』
『オートフアジー』
『老化と寿命の謎』記事他より画像引用)

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