タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

天璋院篤姫も通った道

2013年10月23日 | 日々雑感
地元の公民館の行事に参加して、私の生まれ育った町を歩いてきました。

この町で七十余年生きてきて、初めて歩くような小さな道の奥にも案内してもらいました。そのようなところを歩いただけで、この行事に参加した価値があったと言うものです。

     

JRの駅に集まり、講師のS先生から今日の概要を聞き、、、、、、

     

そのあと町内のあちらこちらを、けっこう広く歩いたわけです。その中のメインのひとつですが、、、、、、

     

     

タカ長は子どものころから知っている西国街道です。

西国街道は江戸幕府がさだめた、東海道や中仙道などの「五街道」につぐ「脇街道」で、西国大名も参勤交代のときこの道を使っていました。薩摩の殿様もこの街道をよく利用したと言うことですから、天璋院篤姫もこの道を通って江戸に上ったと言うことです。

下の写真の少し先には、当時の面影を残す街道松があったことを子ども心に覚えています。

今は当時の面影を残すものはほとんど無くなりましたが、その街道松は残っているはずです。

「はずです」と言うのは、同じ町内でありながら最近はほとんど通っていないので責任のあることをいえないのです。

     

わが町内にはこのような案内板も各所に設置されており、そこを講師の先生と歩けば、一日ではまわりきれないように思います。

今日は天気が悪くて、終わりころは雨も本降りになりました。帰宅して写真を見ると、傘ばかりが目立つ写真が多くて、多くを削除することになりました。

劣等性のタカ長の頭には、先生の説明はほとんど残っていませんが、それでもこのような行事に参加すると、自分たちの町を見る目も少し変わるような気がします。そのような、何かを感じることが出来ただけで、この行事に参加した意義があったと言うことになるのでしょう。