タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

裏山のカゴノキ

2013年10月29日 | 山歩きから
昨日の健康講座、大勢の仲間にもサポートしてもらい成功裏に終わりました。

それは良いのですが、本当に疲れました。疲れた原因は講師役としての気疲れではなく、参加された初心者に合わせていつもよりゆっくり歩いたからです。普通に考えると、ゆっくり歩けば疲れないようですが、そうではないのです。

そのときのスピード差は小さいのですが、その小さな差が問題なのです。ひと口に山を歩くと言っても微妙なもので、その微妙な差が登山を成功させたり、ダメにしたり、、、、、最悪の場合は頂上に立てないことにもなるのです。

タカ長のペースになれている仲間たちも、タカ長と同じように疲れたのでしょう。今日の裏山歩きの参加者はいつもより大幅に少なくて、たったの7名でした。

その中には植物の好きな人もいたので、先日のブログでも紹介したカゴノキ(鹿子の木)のあるところへ案内しました。

     

観察地から見る裏山。鉄塔の左上に日陰になっているところが、観察地で「麗しの森」と言っている広葉樹の森です。その下のほうにカゴノキはありますが、、、、、

このあたりの地形は見た目より厳しくて、登山経験のない人には勧められないところなのです。

     

今日の参加者をそこに案内しましたが、今のころを楽に歩けるコースが見つかっていないので、十数名が参加したときには案内できない状態です。

この冬、多くの木が葉を落として、森の中の見通しが良くなった時期に、もう少し楽に歩けるコースを見つけたいと考えています。

     

カゴノキ自体はこのように細いもので、特別なものではありませんが、植物に詳しいメンバーによると、この山にカゴノキは無いとされているようなので、ここで初めて見つけたカゴノキは貴重なのだと勝手に考えているのです。

     

そこに下りるのも急峻、そこから私たちが「天狗尾根」と言っているところへ登るのも急峻、そしてその天狗尾根そのものも、その名のように楽な尾根ではありません。

私たちの裏山は小さな山ですが、その中にも地形の厳しいところがあり、このあたりは「経験者の同行が必要」なところなのです。

山が小さいからと言って馬鹿にしてはいけません。

今日のキノコはこれです。

 

アミタケだと言うのとなので帰宅してネットで調べました。

食用にもなり、マツタケやヒラタケなどと一緒にネット販売されていますが、、、、、

120%自信のある人がいないので、誰も採らないで帰りました。現場は登山道のすぐ近くなので、キノコに自信のある人が通りかかると、喜んで持って帰られるはずです。

タカ長はそのようなものは食べないで○○茸をたらふく食べることにします。本当ですよ、、、、、、。