タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

神在月の山へ

2016年10月22日 | 山歩きから
先日下見登山した鼻高山登山の話題です。

ご承知のように、旧暦の10月に八百万の神が出雲に集まるので神無月と言われていますが、出雲では全国の神が集まって来るので神在月と言われています。

私たちが出雲の山を歩くのは11月ですから、表題のように神在月の山を歩くことになります。

本番の日は出雲に来られた八百万の神の助けを借りて、安全で快適な山歩きを楽しみたいと考えています。



その軌跡です。

東側の康国寺の駐車場から登り始めて、旅伏山で尾根に出て、ただひたすら尾根を歩いて鼻高山を目指す、ある面では単純な山歩きでした。

それは良いのですが、、、、

    

その旅伏山に登るまでが階段につづく階段で、このような山歩きが終日続くのなら予定変更も考えたいと思ったほどです。

旅伏山がファミリー向けの山で、そこまでは遊歩道感覚なので、このような階段つづきの山になるのかもわかりませんが、、、

出雲には仕事がなくて、このようなところで仕事を創出しないといけないのだ、などと悪口みたいなことを言いながら歩きました。

しかし、、、、

    

    

山頂からの展望は申し分なし、斐伊川や出雲ドームも眼下に見ることが出来ました。

あいにくの、もやった天気だったのでこの程度しか撮れませんでしたが、ここでの休憩は最高ですね。

    

その旅伏山を下りるのが階段になりますが、、、、

それから先は階段が無くて、自然林の中の快適な道が続いていました。それも、有難いことにほとんだアップダウンなしの道です。

    

    

このような道を歩いたあと、、、、、

距離は短いが急な道を下がると伊努谷峠(いぬだにとうげ)です。

    

ここから鼻高山に向けて登ります。なだらかな登りですが、途中に一ヶ所急な登りがあります。

ここの上り下りがこの日の山の難所、ということになりますが、コースにはロープも設置されており、落ち着いて行動すれば問題ありません。

鼻高山の山頂は平凡でした。

タカ長にとっては久恋の山でしたが、山頂そのものは平凡で、チョッと興ざめしました。しかし、、、

旅伏山からこの山頂までの、森の中の道は魅力十分、階段登りで愚痴タラタラのタカ長でしたが、、、

そのことなどすぐに忘れて鼻高山の山歩きを楽しむことができました。

    

伊努谷峠から鰐淵寺への下りも、深い森の中の道でした。

タカ長のウデではその森の良さを表現できませんが、ここは一見の価値ありです。

鰐淵寺の山門のそばに下りた私たちは、タクシーを呼んで車を置いた駐車場へ帰りましたが、、、

本番の日はマイクロバスがここまで迎えに来ることになっています。

その日はまわりの紅葉が最高で、、、、となるよう願っています。

    

高低差はこのようになっていますが、正確には取れていないようです。

歩き始めはこのような下りにはなっていません。ほかにも誤差があるかもわかりませんが、全体から見たらなだらかな尾根歩き、ということでしょうか。

くどいようですが、神在月の山へ行くのですから、最高の山歩きを期待したいですね。