タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

出遭いは不思議

2017年05月10日 | 日々雑感
この時間晴れてきましたが、広島地方は朝からハッキリしない天気です。

タカ長はタカのことは忘れて朝から松の植え替えをしたり、、、、と言っても少しですが、、、、

団地新聞の仕事を少しだけ進めたり、そのようなことをしながら旅のことを考えたり、、、

要するに自宅でぶらぶらしています。

    

昨日も県北の小さな谷で思いがけない出逢いがありました。

人生にはいろいろな出逢いがありますが、その中で一番不思議な出逢いは配偶者との出逢いかも分かりませんね。

その他にも友だち関係やら仕事関係やら、とにかく無数の出会いがあります。

人生が開ける出逢いもあれば、人生を狂わせる出会いもあります。

年金生活になると〇〇さんとの縁を大切にしているとΔΔの取引に有利になりそう、と言うようなことはありませんが、、、

趣味の世界の出逢いは思わぬかたちで人生を広げてくれることがあります。

今日の話題はそのような出逢いのことです。

    

タカ長が所属しているアジア猛禽類ネットワークのシンポジュウムでベトナムに出かけるとき、同じ会員のマーさんを紹介され、、

それが縁でシンポジュウム終了後にクックホン国立公園などへ探鳥旅行をする機会をつくることが出来ました。

彼はベトナムではトップクラスのバーダーで、バードガイドとしても優秀、彼に頼めば間違いない、と仲間たちが行っています。

そのような彼との探鳥旅行は翌年にも計画し、その旅は長期になりました。

    

その旅の終わりに近いサパでの探鳥風景です。

ベトナムと言えば南国ですが、ハイランドの朝は気温も下がり、冬スタイルとも言えそうな服装で鳥を見ました。

マーさんとの旅の終わりにはハノイの自宅に招待され、ベトナム最後の夕食を共にしました。

ベトナムでの大切な思い出のひとつです。

    

タカ長が一番多く行った外国は韓国ですが、その韓国とのつきあいは鳥の先輩に連れられて環境部を訪ねたことに始まっています。

その後何度も訪韓するうちに多くの出逢いがあり、、

その中にはそのご疎遠になった人もいますが、今もって交流が続いている人もいます。

    

その一人がキム・ソンヒョン君で、、、

彼とは韓国の離島で鳥を見たこともあります。その離島とはホンドとかオチョンド、ウエヨンドのことです。

他にも北朝鮮との軍事境界線に近いところに、鳥的にもいい島があることは聞いていますが、軍事境界線に近いところは行き難いので一度も行ったことがありません。

    

そのような出逢いは、どれもこれも小さなことから始まっています。

その小さな出逢いが育って、、、、

韓国の例でいえば、、、、気がつけば日本人があまり行かない離島まで出かけて鳥を追うことになっていたわけです。

日常生活の場で逢う人すべてと、その後のつきあいが広がるわけではありません。そのようなことは物理的にも無理なのですが、、、

チョットした出逢いが人生を豊かにしてくれるものに育つこともあります。

そのようなことは願って出来ることではないかも分からないので、、、

出逢いは不思議と言わざるを得ないのですが、人生が終盤になっていてもいい出逢いは欲しいものです。

昨日行った水芭蕉園はタカ長も度々利用する国道191号線のそばにあるので、物理的には行きやすいところですが、、、

そこでどのように育ってゆくか、タカ長にも分かりません。

小さな出逢いが大きく育つことを楽しみにしているのは事実ですが、、、、、、。