タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

夏山の想い出

2017年07月24日 | 山歩きから
NHKテレビが北アルプスの山小屋をベースにした番組を放送していました。

その番組を見て、、、、録画して再度見て、、、タカ長たちの夏山を思い出しています。

今回の舞台は穂高の涸沢ヒュッテ、穂高山荘、船窪小屋そして燕岳の燕山荘です。

私たちの山グループの初めての3000m峰は木曽の御嶽山でした。岐阜県側の濁河温泉から登りました。

その他にもアルプス登山は行っており、その数は10回を超えています。

その数は決して多くありませんが、、、、、

ハッキリ言って悪いのですが、全くの素人を連れて10回以上アルプス登山を無事にやり遂げたのですから、、、

タカ長的にはチョッピリ自慢したいような気持もあるのです。

    

今回の番組で舞台になっている燕岳には2回行きました。

1回目は燕岳そのものが目的地、2回目は燕岳から大天井、常念岳と縦走しました。

    

二回目の時は朝から体調が悪くて、、、、ペースを間違わないように登らないとタカ長自身が登れなくなる、と言うような緊張感を胸に登りました。

本当に慎重に登ったのですが、その登り方を見ていた登山者が「あなたのグループはいい登り方をしている」と仲間のものに話されたようです。

そのことを仲間から聞いて、、、、分かる人には分かるのだ、、、、といい気分になったことを今でも忘れません。

山は登り方ひとつ、、、、間違ったリードをすると登れる人も登れなくなる、、、と常々考えていて、そのことを頭において仲間をリードしてきたので、、、

そのお褒めの言葉がとても嬉しかったのです。

何だか自慢しているようですが、あれからかなりの時間が流れていますから、ここは時効ということをお目こぼしして下さい。

    

燕岳と言えばこの花崗岩の芸術、自然の芸術が見どころのひとつで、、、、

燕山荘をベースにゆっくりと歩いて写真を撮るのですが、天気に恵まれたような記憶はありません。

岩の風景を撮ることには恵まれなくても、、、、

    

花の写真を撮ったり、、、、、

    

鳥の写真を撮ることもできるので、燕山荘での滞在は楽しいものになります。

このライチョウなどこのような天気のほうが見やすいのかも分かりません。

    

燕山荘と言えば赤沼健至さん、、、、、、

夕食の時に赤沼さんから山の話を聞き、アルプホルンを聴かせて頂くのを楽しみに燕山荘に行く人も多いはずです。

今回のテレビ番組でも赤沼さんが出演されましたが、元気なお姿を拝見して懐かしく思いました。

    

私たちが行ったときは悪天候のため予定変更を強いられることはありませんでしたが、、、、、

写真的に最高、、、、と言うほど良い天気ではありませんでした。

特に残念なのは大天井岳に登ったときはキリで、あの山頂から槍ヶ岳を見ることが出来なかったことです。

そのような夏山を思い出せば、、、、色々なことが頭に浮かびますが、、、、

もう、北アルプスの稜線を歩くことはないのでしょうか?

柏原新道はよく整備されているので、時間をかければ80歳になっても登れるような気がするのですが、、、

その機会が訪れるのでしょうか?

2006年夏に柏原新道から鹿島槍ヶ岳を目指した時は、天気が悪くなって爺ヶ岳からひき返しました。

あの時のリベンジをしたい気持ちもなくはないのですが、、、、、。