タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ほめ殺し、ではないけど

2017年11月13日 | 日々雑感
本日の画像は広島県三次市尾関山公園の紅葉です。

今日も晴れました。これだけ好天が続くと山に行きたいところですが、いまのタカ長は保釈中の身ですから独りでの登山は自粛しています。

明日は内科受診、そこで第2回目の入院が決まるはずです。

そこで治療を終えて退院すれば、、、、晴れやかな気分で娑婆に出ることが出来るはずです。

タカ長としては早くこの件を落着させたいです。

    
               中央は浅野内匠頭の正室、阿久利姫の石像です。

何度か書きましたが、今回の入院は楽しいものでした。と言うか、、、とにかく楽しく過ごすことを考えていました。

入院などしなくて済む健康体でいられるのが一番であることは言うまでもないことですが、、、、

入院してしまった以上あれこれマイナスなことを考えてウジウジしていても仕方ないので、だったら少しでも楽しく、、、、

と言うことを考えながら生活していました。

    

幸いなことにあの病棟には若くてきれいな看護師さんが多くて、、、、、

それならそれでその看護師さんたちと楽しく過ごすために彼女たちの名前を憶えて、、、そう、姓ではなく名前を憶えて、、、

annaちゃん、maoちゃん、manamiちゃん、takaeちゃん、などと読んでいました。

タカ長の子どもより若い年代の人ですから、その程度のことは許されると勝手に判断したわけです。

    

もう一つ意識していたのは「有難う」のひと言を忘れないことです。

彼女たちは良くしてくれましたから、、、、看護師だけではなくて、、、、掃除の人をふくめて、すべての人に、、、、

「有難う」のひと言だけは忘れないように意識していました。

当たり前のことと言えば当たり前のことですが、、、、、、

    

ところがそれが出来ない人もいるみたいで、、、、

遠くのほうから看護師にゴタゴタつらく当たっているらしい声が聞こえてきたことが何度もありました。

しかし、幸いなことにタカ長たちの病室にはそのような人はいなくて、他のベットからも「有難う」「有難う」の声ばかり、、、

そのようなことも楽しい入院生活が出来た要因かも分かりません。

    

「ほめ殺し」と言う言葉がありますが、そのような言い方にならえば、、、、

「感謝殺し」と言うことがあっても良いのでは、、、、、と考えたのは退院してからです。

別に入院中だけのことではありませんが、年寄りが毎日、無事に生活できているのは多くの人たちのお蔭ですから、、、、

とにかく「有難う」の連発で生きて行けば間違いないように思います。

そう言えば誰かの本で読んだのですが、、、、年よりは何もしなくていいから、、、、

ただ有難うだけ言っておけ、、、そのようなことが書かれていました。タカ長も同感です。

    

「有難う殺し」があるのなら「笑顔殺し」があってもいいのでは、、、、、、、。

人間の一番の罪は「不機嫌である」と言ったのはゲーテだったか誰だったか忘れましたが、、、、

その偉人は一番いけないこととして不機嫌をあげていました。戦争でも争いでもなく不機嫌、、、。

不機嫌な人がいるとその空気はまわりに伝染して、その場の雰囲気を悪くするから、と言うのがその理由みたいですが、何となく分かるような気がしますね。

    

それなら「笑顔殺し」で行けばいいのでは、、、、。

笑顔には国境も何もありませんし、まわりの人を温かくします。

今回、、、、医学的にはあわや、、、、と言うところまで行ったはずのタカ長ですが、、、、

何度も書いたようにそのような自覚症状は何もなくて、痛い思いも苦しい思いもしていません。

そのためかどうか、今回の入院で人生観が変わった、、、、と言うような実感はありませんが、、、、、

それまで考えてきたことをより深く考えないと、、、と言うようなことを思っています。

皆さん、年をとったら「有難う殺し」「笑顔殺し」で、まわりの人から可愛がられる老人になることを目指しましょう。